読み方 : さいかん
再鑑
概要
再鑑とは、一度行った作業の結果を、別の担当者が改めて確認・検証する手続きのこと。申請の承認やデータ入力、鑑定、査定など様々な場面で用いられ、具体的な内容や方法は業界や組織によって異なる。類似する用語として「再審査」「再評価」「再査定」「再鑑定」などがある。

ビジネス上の書類処理では、申請書や契約書の内容を担当者が確認・承認した後、内容の変更や不備が生じた場合に、あらためて確認を行う手続きを再鑑と呼ぶことがある。事前に別の担当者がチェックする工程を指す場合もある。単なる読み返しとは異なり、正式な確認行為としての性格を持つ。
IT分野では、データ入力業務における二重確認(ダブルチェック)の工程を再鑑と呼ぶことが多い。最初の担当者が入力した内容に誤りがないか別の担当者が確認したり、二人で同じ内容を入力して一致するか照合するといった手法で入力ミスを防止する。金融機関の基幹システムや企業の重要なマスターデータ登録など、一文字、一桁の誤りが致命的な損失につながる業務で広く採用されている。
ソフトウェア開発やシステム運用などでは、ソースコードのレビューやテストの実施、設定値の入力作業などで、作成者・作業者とは別の担当者が検証や確認を行ったり、作業に立ち会ったりすることを再鑑と呼ぶことがある。ネットワークを通じて離れた場所から作業の検証や監視を行う場合もあり、これを「リモート再鑑」という。
電子文書管理システムやワークフローシステムでは、承認済みの申請書などに訂正が生じた際、システムが自動的に再鑑のフローを起動し、承認者への回付と確認を求める仕組みが実装されることがある。これにより、変更後の内容が正式に承認されたことを記録として残せる。
(2026.6.17更新)