読み方 : ひかりせいたんばこ

光成端箱【光ローゼット】スプライスボックス

光成端箱とは?

光ファイバーケーブルの終端処理や接続を行うための収容装置。光ケーブルの接点に設置され、外部からの衝撃や振動から保護する。
光成端箱のイメージ画像

光ファイバーは非常に細く曲げや衝撃に弱いため、ケーブル同士の接続部分を保護し、安定した通信品質を維持するための専用の収容構造が必要になる。光成端箱はこの接続部を内部に収め、余分な光ファイバーを適切な曲率で巻き取って保持する機構を備えている。

内部では二本の光ファイバーケーブルの芯線が接続され、光信号が相互に行き来できるようにする。主な接続方法として、先端を熱で溶かして一体化する「融着接続」のほか、「メカニカルスプライス」という専用器具による固定、光コネクタによる接続がある。

光ファイバー同士の接続点は脆く弱いため、接続点や周囲の器具類を固定するトレイやホルダが備えられており、外部からの力や振動による断線を防ぐ構造となっている。光ケーブル同士の接続・分岐点で設置され、建物内の配線盤、壁面、電柱、マンホール内など様々な場所で用いられる。設置環境に応じた防塵・防水性能を持つ筐体が採用される場合もある。

通信事業者のアクセス回線では、幹線ケーブルから加入者側の引き込み線を分岐する地点に設置されることが多く、集合住宅では各戸へ配線する前段の中継点として利用される。企業内ネットワークでもフロア間の光配線や機器室内のケーブル整理のために用いられる。オフィスビルや大規模施設では、多くの芯線を収容できる大型の光成端箱が用いられる。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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