読み方 : こじんデータ

個人データ

概要

個人データとは、個人情報保護法において、事業者が一定の業務目的のために検索や整理が可能な状態で保有する個人情報。氏名や住所といった特定の個人を識別できる情報が、データベースなどの形で体系的に構成されたデータとなっているものが該当する。

個人情報とは

個人情報とは、生存する個人に関する情報のうち、氏名、生年月日、その他の記述により特定の個人を識別できるものをいう。他の情報と容易に照合することができ、それによって特定の個人を識別できるものも含まれる。例えば、単なる会員番号だけでは個人情報にならないが、その番号と会員名簿が紐づいていれば個人情報となる。

個人データとは

個人データは、データベース化されているなど、容易に照合できる状態で記録・管理されている個人情報である。個人情報であっても、事業者が検索可能なように体系的に管理していない場合は個人データには含まれない。電子的に保存された情報だけでなく、特定の基準で整理され検索が可能であれば紙媒体に記録したものも含まれる。

個人データを取り扱う事業者には、安全管理措置を講ずる義務が課され、漏洩や滅失、改竄を防ぐための技術的・組織的な対策が求められる。個人データの取り扱いは、利用目的の範囲内で行うことが原則であり、目的外利用には制限が設けられている。第三者に提供する場合には、原則として本人の同意が必要とされる。

保有個人データ

個人データのうち、事業者が保有する期間が法律で定める基準を満たすものは「保有個人データ」と呼ばれ、本人からの開示請求や訂正請求、利用停止請求などが認められる対象となる。これに対し、短期間で消去される予定のものや、事業者が開示請求に応じる権限を持たないものは保有個人データには該当しない。

(2025.11.27更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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