ワークスペース【workspace】
概要
ワークスペースとは、作業場という意味の英単語。IT分野では、ソフトウェア上での作業領域や共同作業のための仮想空間を指すことがある。特定の対象や目的ごとに情報を整理・区分けするための管理単位である。

一般的な意味では、ワークスペースは机や作業台など物理的な作業空間を指す。ITの分野では、ソフトウェア上での作業場という意味合いで、アプリケーション内で作業対象をまとめる論理的な領域を示す言葉として使われることがある。
例えば、プログラミング言語の統合開発環境(IDE)では、プロジェクトや設定ファイルをまとめて管理する単位をワークスペースと呼ぶことがある。関連するソースコード、ライブラリ、各種設定値をまとめたディレクトリ構造として表され、それぞれのビルド設定や実行環境を独立させて保持できる。
ビジネスチャットやコラボレーションツールでは、組織やチームごとの専用領域を指すことがある。参加メンバーは共通のチャットルームや共有ファイルにアクセスでき、外部の無関係な情報と混ざることなく業務に集中できる。複数のプロジェクトを掛け持ちする場合でも、ワークスペースを切り替えるだけで瞬時に適切な作業環境へ移行できる。
製品名などの一部に "Workspace" が用いられることもある。例えば、米グーグル(Google)社の「Google Workspace」は同社のビジネス向けクラウドサービスを一つにパッケージした企業向けの製品である。管理者が従業員のGoogleアカウントを管理し、各種のアプリケーションを業務に用いることができる。