レジストレーション【registration】

概要

レジストレーションとは、「登録」という意味の英単語。IT分野では、情報や対象物を台帳、データベースなどに登録・記録することを指す。利用者登録や製品登録、ドメイン取得などを指すことがあるほか、画像処理や印刷の分野では位置合わせの意味でも使われる。
レジストレーションのイメージ画像

一般的な意味では、何らかの公的な記録や管理台帳に情報を書き留める手続き全般を指す。会員登録や利用者登録のように、識別番号やアカウントが発行されることで、サービスの利用や管理業務が可能になる場合が多い。

ソフトウェアやWebサービスの利用開始時に行う利用者登録をレジストレーションと呼ぶことがある。氏名やメールアドレスなどの情報を事業者のデータベースへ登録する行為を指し、購入した製品のシリアル番号と購入者情報を結び付ける製品登録もこれに含まれる。この手続きを経ることで、正規のサポートやアップデートの通知などを受けられるようになる。かつてはパッケージソフトに同梱されたはがきを郵送する形式が主流であったが、現在はオンラインでの入力が一般的である。

ネットワーク分野では、ドメイン名を「レジストラ」(registrar)と呼ばれる登録事業者を通じて申請し、管理データベースに記録してもらう手続きを「ドメインレジストレーション」と呼ぶことがある。IP電話の呼制御を行うSIPSession Initiation Protocol)では、端末が起動時にサーバへ自身の位置情報を通知する処理もレジストレーションと呼ばれる。

医用画像の分野では、複数の画像の座標を対応付けて重ね合わせる位置合わせ処理をレジストレーションという。例えば、同じ患部の異なる時点の画像を重ね合わせ、比較や変化の確認を行う際に用いられる。印刷・グラフィックス分野でも、複数の色版や図形の位置を正確に一致させる作業を指し、位置ずれが生じると文字や図柄の輪郭がぼやけるため、各版の配置を調整する工程が必要となる。

(2026.6.22更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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