リース【lease】
概要
リースとは、物件や資源について、ある一定の期間だけ利用権を貸与する契約や仕組みのこと。ビジネス分野では設備や機器の賃貸借を、IT分野ではIPアドレスなどの一時的な割り当てを意味する。
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物品のリース
ビジネスにおけるリースは、企業や個人が高額な設備や機器を購入せずに、リース会社から一定期間借りて利用する契約形態である。対象はオフィス機器、車両、IT機器、生産設備など多岐にわたる。利用者は月額や年額のリース料を支払い、契約期間中は物件を使用する権利を得る。
所有権は原則としてリース会社にあり、契約終了時には返却、再リース、買取などの選択肢が設定されることが一般的である。会計上はファイナンスリースとオペレーティングリースに分類されることがあり、資産計上の扱いや費用処理の方法が異なる。
IPアドレスのリース
インターネットなどで標準的に用いられる通信規約のIP(Internet Protocol)では、端末のネットワーク情報を自動設定する「DHCP」(Dynamic Host Configuration Protocol)と呼ばれるプロトコルが用意されており、DHCPサーバがクライアントにIPアドレスを貸し出すことをリースという。
端末は接続時にサーバへ問い合わせを行い、サーバは管理下のIPアドレス群(IPアドレスプール)を調べて空いているアドレスから一つを選んで貸し出す。有効期限が設定されており、期限を過ぎるとアドレスは回収されて別の端末に再利用される。端末が期限を超えて引き続き利用したい場合は、期限切れの前に更新要求を送信して再割り当てを受ける。
固定的に同じ端末に同じアドレスを設定する場合、端末と同じ数のアドレスを用意する必要があるが、端末や利用者が出入りする環境の場合、アドレスをリースによって一時的に貸し与えて回収する仕組みにすることで、少ないアドレスで効率よく接続要求を満たすことができる。