ポップアップウィンドウ【pop-up window】
概要
ポップアップウィンドウとは、Webページの閲覧中やアプリケーションの操作中に、現在開いている画面の前面に重ねて自動的に現れる小さなウィンドウのこと。情報の通知や確認、入力の要求などのために用いられる。

ポップアップウィンドウは、デスクトップアプリケーションからWebブラウザまで、様々なソフトウェアで使われる一般的な表示パターンの一つである。ファイル削除前の確認画面やエラー通知、ログインフォームなどが代表的な例である。
元の画面を閉じることなく追加の情報や操作画面を表示できるため、作業の流れを維持したまま必要な処理を行える。通常は利用者の操作をきっかけに表示されるが、ページを開いた瞬間や一定の条件を満たしたときに自動的に開く場合もある。
Webサイトでは、設定画面やログイン画面などが別ウィンドウとしてポップアップし、操作が終わり不要になったらウィンドウごと閉じるという設計が用いられることがある。一方、広告表示などのために利用者の意図とは無関係に表示されるものも多く、閲覧の妨げになるとして問題視されてきた。同時に大量のウィンドウを開く悪質な広告業者も存在したため、主要なブラウザには利用者の操作に依らず自動的に開かれるポップアップウィンドウを遮断する「ポップアップブロック」機能が標準搭載されるようになった。
現在では、新しいウィンドウを開くのではなく、同一ページ内に重ねて表示する「モーダルダイアログ」が同様の用途で広く使われている。見た目や役割が従来のポップアップウィンドウと似ていることから、画面上に一時的に重ねて表示される案内や入力画面全般を「ポップアップ」と総称する場合もある。なお、ポップアップウィンドウと同様に自動的に開くが、既存のウィンドウの下に回り込むように表示されるものものあり、「ポップアンダーウィンドウ」と呼ばれる。
(2026.7.9更新)