ボトムアップ【bottom-up】
概要
ボトムアップとは、管理や意思決定、設計などの進め方についての方法論の一つで、末端や底辺、細部などから着手し、中心や頂点、全体に向かって進めていく方式。

企業などの組織運営では、末端の部署や人員が発案や発議を行い、上位者の承認を得て遂行したり、上層部が集約して全体方針に反映させる方式をボトムアップという。現場の意見が反映されやすいが、意思決定のスピードが遅くなったり、一貫した戦略を形成しにくい場合もある。
IT分野では、大規模なシステム開発などで最初に個々の細部の設計を進め、これを繋ぎ合わせて全体を形作っていく設計手法を「ボトムアップ設計」、下位のモジュールから上位に向けて順に結合しながら試験していくテスト手法を「ボトムアップテスト」などという。
逆に、中心や頂点、全体の大枠や方針などが先にあり、これを末端や底辺、細部に向かって広めていく手法を「トップダウン」(top-down)という。