プロセスマイニング【process mining】
概要

企業の業務は、販売管理や会計、生産管理などの情報システム上で日々処理されており、その履歴はイベントログとして記録されている。これらの記録を時系列で整理することで、業務がどの順序で、どのような分岐や繰り返しを伴って進んでいるかを明らかにすることができる。
可視化されたプロセス図では、多くの案件が通過する標準的な経路である「ハッピーパス」だけでなく、複雑に分岐した例外処理や、特定の工程で発生している長時間の滞留、同じ作業を繰り返す「手戻り」などを視覚的に把握することができる。業務フロー図や規程上の手順では把握しにくい、実態に即したプロセスの姿を映し出すことができる。
従来は担当者へのヒアリングや現場観察を通じて業務フローを作成することが一般的だったが、個人の主観が入りやすく、例外的な処理や隠れた無駄を見落とすことも多かった。プロセスマイニングは機械的に記録された実績データを解析するため、客観的に業務手順を議論することができる。あらかじめ定義された理想的な業務ルールと現実の動きを照合することもでき、不正な手続きや規定違反の早期発見にも寄与する。
関連用語
資格試験などの「プロセスマイニング」の出題履歴
▼ ITパスポート試験
【令7 問17】 プロセスマイニングに関する記述として,最も適切なものはどれか。