ピッカー【picker】
概要
日付ピッカー
「日付ピッカー」(デートピッカー)はカレンダー形式または年・月・日を個別にスクロールして選ぶ形式の操作要素を表示し、利用者が日付を文字や数字で入力する代わりに視覚的に選択できるようにする。WebページのフォームではHTML5の <input type="date"> 要素によってWebブラウザ標準の日付ピッカーを呼び出すことができる。
時刻ピッカー
「時刻ピッカー」は時・分・秒をドラムロールや時計盤などの形で選択させる操作要素で、iOSのアラーム設定画面に見られるスクロール式のホイールなどが該当する。Androidのマテリアルデザインでは時計盤をタップして時刻を選ぶ時刻ピッカーが標準の操作要素として定義されている。
カラーピッカー
「カラーピッカー」は色を選択するための操作要素で、RGBやHSL、16進数カラーコードの入力欄とカラースペクトルがグラデーション表示された領域を組み合わせた形式がよく用いられる。グラデーション領域で特定の点を選択することでその色を入力することができる。画像編集ソフトやCSSを記述するコードエディタ、Webデザインツールに内蔵されている。
ファイルピッカー
「ファイルピッカー」はストレージ内のファイルを指定するための操作要素で、ファイルのダウンロードやアップロードを行う際にローカル側の書き込み対象あるいは読み込み対象を指定する際などに用いられる。オペレーティングシステム(OS)のファイルダイアログを呼び出してファイルを選択させる方式がよく用いられ、WebページではHTMLの <input type="file"> 要素がこれにあたる。
他の分野のピッカー
物流や倉庫管理の分野では、商品や部品を選んで集める作業者や機械をピッカーと呼ぶ。オーダーピッキングでは、倉庫内の棚から注文に応じた商品を取り出す作業をピッカーが行う。自動化された倉庫では、ロボットピッカーが棚から指定の商品を取得し、梱包や出荷準備に供することもある。この場合、効率や正確性の向上のために、バーコードやRFIDなどの情報と連動して作業が進められる。
