ビューアビリティ 【viewability】
概要
ビューアビリティ(viewability)とは、ネット広告が配信・掲載された回数(インプレッション)のうち、実際に閲覧者の目に触れる状態にあったと判定されるもの(ビューアブルインプレッション)の比率。Webページなどに掲載される広告は、配信サーバから送信され、Webブラウザなどが表示する処理を行っても、ウィンドウの表示範囲外に設置されているなどの事情により、実際には閲覧者の目に触れない場合がある。
単純な掲載回数(インプレッション)のカウントはこのような無意味な配信も含んでいるため、掲載時にスクリプトを実行するなどして実際の表示状況を配信サーバ側で把握する処理が行われるようになってきた。
業界団体のIABでは「広告を構成する画素(ピクセル)の50%以上が1秒以上(動画の場合は2秒以上)表示された」ものを「ビューアブルインプレション」と定義しており、総掲載回数に占めるビューアブルだった掲載回数の比率をビューアビリティという。
(2021.11.11更新)