ビューアビリティ 【viewability】

概要

ビューアビリティ(viewability)とは、ネット広告が配信・掲載された回数(インプレッション)のうち、実際に閲覧者の目に触れる状態にあったと判定されるもの(ビューアブルインプレッション)の比率。

Webページなどに掲載される広告は、配信サーバから送信され、Webブラウザなどが表示する処理をっても、ウィンドウの表示範囲外に設置されているなどの事情により、実際には閲覧者の目に触れない場合がある。

単純な掲載回数(インプレッション)のカウントはこのような無意味な配信も含んでいるため、掲載時にスクリプト実行するなどして実際の表示状況を配信サーバ側で把握する処理がわれるようになってきた。

業界団体のIABでは「広告を構成する画素ピクセル)の50%以上が1秒以上(動画の場合は2秒以上)表示された」ものを「ビューアブルインプレション」と定義しており、総掲載回数に占めるビューアブルだった掲載回数の比率をビューアビリティという。

(2021.11.11更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる