バウンディングボックス 【bounding box】
概要
バウンディングボックス(bounding box)とは、画像編集ソフトや文書作成ソフトなどで、図形や画像、文字列などのオブジェクトの周囲を囲む矩形の境界線。移動や拡大、縮小、回転、変形などを指示するのに用いられる。オブジェクトの端に接するように表示される長方形の枠線で、普段は表示されておらず、マウスでクリック(タッチ操作の場合はタップ)するなどオブジェクトを選択状態にしたときに現れる。
枠線の中に触れてドラッグすることでオブジェクトを指定した位置に移動することができる。四隅や各辺の中央に現れる小さな正方形や丸(アンカーという)を掴んで移動すると、その方向に拡大・縮小することができる。
オブジェクトの回転に対応している場合には、いずれかの辺の中間から外側に向かって短い線が伸び、先端にアンカーがあるため、これを掴んで移動することで、位置は変えずにその場で任意の方向、角度に回転することができる。
(2021.12.9更新)