ネットスーパー 【online supermarket】 online grocery

概要

ネットスーパー(online supermarket)とは、オンラインショップ(ECサイト)の種類の一つで、現実のスーパーマーケットと同じように生鮮食品や冷凍・冷蔵食品、惣菜、日用品などを販売するサービス。

利用者がWebサイトで商品を選択して決済すると、商品を即日(時刻によっては翌日)配達してくれる。生鮮品や低温商品を扱うため商品の保管・配送が難しく、他分野の商品を扱うオンラインショップに比べなかなか本格的な普及に至らなかったが、近年になり大手スーパーマーケットチェーンが実店舗を拠点に周辺地域に限定して展開するなど、都市部を中心に広まりつつある。

購入代金の他に別途配達料がかかることが多いが、一定以上の金額で無料とするサービスもある。高齢世帯や乳幼児世帯、雨の日の買い物、重たい商品の買い物などで特に活発に利用されているとされる。

「ネットスーパー」は和製英語(インターネット上のスーパーマーケットの意)で、英語圏では “online supermarket”(オンラインスーパーマーケット)、 “online grocery”(オンライン食品雑貨店)などと呼ぶことが多い。

(2024.6.17更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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