ドロップシャドウ 【drop shadow】

概要

ドロップシャドウ(drop shadow)とは、ソフトウェアによる文字や画像に対する視覚効果の一つで、対象の輪郭の脇に影が落ちているような演出をうこと。

画像編集ソフト文書編集ソフトWebページスタイルシートCSS)などで利用することができる機能で、画面上の図形などのオブジェクトや文字に対してドロップシャドウを設定すると、周囲にぼんやりと影のようなグラデーションを出現させ、背景や背後のオブジェクトに対して浮き上がっているように見せることができる。

影の色味や長さ、方向(角度)、明暗の変化率などを指定することができる場合もあり、設定次第では影ではなく対象が光り輝いているような効果(光彩)を与えることもできる。

Webページデザインに用いられるCSSCascading Style Sheet)では、矩形(ボックス)の要素に影を付けるプロパティとして「box-shadow」が、テキスト(文字)に影を付けるプロパティとして「text-shadow」が標準で用意されている。

(2020.9.8更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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