データセーバー【data saver】

Androidのデータセーバーは設定メニューから有効にでき、有効化するとバックグラウンドで動作するアプリのモバイルデータ通信を原則として遮断する。フォアグラウンドで使用中のアプリは通信できるが、アプリが「Data Saver API」に対応している場合は、画質を下げたり自動再生を停止したりといった通信量削減の処理を行う。利用者は特定のアプリをデータセーバーの制限から除外する「無制限データ」設定を個別に指定できる。
Google Chromeでも、2022年のバージョン100までデータセーバー機能(Liteモード)が搭載されていた。これは開発元の米グーグル(Google)社のプロキシサーバを経由してWebページのデータを圧縮してから端末に届ける仕組みで、画像の圧縮やスクリプトの最適化によってページの読み込みデータ量を削減する。
iOSにも「低データモード」として同様の機能が搭載されており、Wi-Fiとモバイルデータ通信それぞれでiCloudの同期や自動アップデート、バックグラウンド更新を制限する。これらの機能は、月間のデータ通信容量に上限があるプランを契約している利用者が速度制限に達しないよう使用量を管理する目的で用いられるが、通信速度が遅い環境で快適な利用を可能にする機能として利用されることもある。