セーフサーチ【safe search】

セーフサーチとは?

検索エンジンが提供する、性的表現や暴力的描写を含むWebページや画像、動画を検索結果から除外または表示順位を下げる機能。主に子どもや教育機関での安全なインターネット利用のために提供されている。
セーフサーチのイメージ画像

インターネット上には様々な情報があり、中には成人向けの情報や、見る人によっては強い不快感を催す表現も存在する。セーフサーチは検索結果にそのような情報が紛れ込まないよう検索エンジン側で遮断する機能であり、ほとんどの検索サイトで標準機能として提供されている。

フィルタリングは、ページ上の文字情報の分析、画像認識による解析、サイトの評価履歴などを組み合わせた自動判定によって行われる。近年では機械学習を活用した精度向上が進んでおり、日々公開される大量のWebコンテンツを少ないタイムラグで処理できるようになっている。ただし、自動判定には限界があり、不適切なコンテンツが検索結果に紛れ込む一方で、医療情報や芸術作品といった有益なページが誤って除外されることもある。

設定の強度は段階的に調整できるのが一般的で、露骨な表現のみを除外する緩やかなモードから、成人向けコンテンツを広く遮断する厳格なモードまで選択できる。変更はWebブラウザや検索サービスの設定画面から行うことができ、保護者がパスワードで設定を固定できるサービスもある。学校や企業のネットワーク環境では、管理者が一括して適用するケースも多い。

セーフサーチが制御するのはあくまで検索結果の表示であり、コンテンツそのものへのアクセスをブロックする機能ではない。アドレスバーURLを直接入力してアクセスする場合や、SNS・動画配信サービスなど検索エンジン外のサービスには効果が及ばない。より包括的なフィルタリングが必要な場合は、ペアレンタルコントロールや専用フィルタリングソフトと組み合わせて運用するのが一般的である。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。