スマートウォッチ【smart watch】

概要

スマートウォッチとは、腕時計の形状をした小型の情報端末。時刻表示のほか、スマートフォンとの連携による通知受信、生体情報の計測、キャッシュレス決済など、日常生活に密着した様々な機能を利用できる。
スマートウォッチのイメージ画像

身体に身につけるウェアラブル端末の一種で、本体内にプロセッサやメモリ、各種センサー、充電式バッテリーを内蔵し、タッチパネルや側面のボタンで操作する。専用のオペレーティングシステム(OS)の上でアプリケーションが動作し、用途に応じて機能を追加できる製品が多い。

Bluetoothなどでスマートフォンと無線接続することで、着信やメールSNSなどの通知を手元で確認できる。音楽再生の操作や音声アシスタントの呼び出し、カメラのリモート操作に対応する機種もある。NFCなどの近距離無線通信を利用したキャッシュレス決済や交通機関のIC乗車券機能を備えるものも普及している。

生体情報の計測も主要な用途の一つである。加速度センサーや光学式心拍センサーGPS全地球測位システム)などを内蔵し、歩数や移動距離、消費カロリー、心拍数、睡眠状態などを自動的に記録する。取得したデータスマートフォンクラウドサービスと連携して管理でき、健康管理や運動記録に活用される。機種によっては血中酸素飽和度の推定や心電図の計測、転倒検知、緊急通報にも対応する。

移動体データ通信回線(携帯電話回線)に対応した機種では、スマートフォンが手元になくても単体で通話やデータ通信が可能である。小型化に伴うバッテリー容量の制約から、充電頻度は一般的な腕時計より高くなる傾向がある。処理性能や省電力技術の向上により、スマートフォンに依存せず単独で利用できる場面は増えており、ビジネスからスポーツまで様々な用途で使われている。

(2026.7.9更新)
 

資格試験などの「スマートウォッチ」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
令2秋 問14】 ウェアラブルデバイスを用いている事例として、最も適切なものはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。