ショッピングカート 【shopping cart】

概要

ショッピングカート(shopping cart)とは、スーパーマーケットなどにある商品や買い物カゴを乗せるための手押し車のことで、オンラインショップでは購入予定の商品を一時的に保存しておく機能を指す。

ショッピングカートのあるオンラインショップでは、顧客が買いたい商品と個数を指示するとすぐには購入手続きに進まず、ショップ側のシステムに商品リストが一時的に保管される。顧客は最後にまとめて決済や配送の手続きをうことで、リストに保存した商品をまとめて購入することができる。現実の商店でカートに商品を集め、最後にレジで購入する手続きを模倣したものである。

カートの内容はページ遷移をまたいで維持され、決済をうまでは削除や数量の変更も自由である。会員登録していないサイトではアクセスが一定時間途絶えると内容はリセットされるが、登録済みユーザーの場合は次回アクセス時まで保管しておいてくれるサイトもある。

なお、ショッピングカートの仕組みとは別に、購入手続きとは直接的には紐付けられておらず、「いつか買いたい物」をリストにして保存しておく機能が提供される場合もある、「ウィッシュリスト」(ほしい物リスト)と呼ばれる。他の利用者に公開したり、他の登録会員が代わりに購入してプレゼントできるサイトもある。

(2024.6.17更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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