サービスプログラム【service program】
概要
サービスプログラムとは、コンピュータの起動時やオペレーティングシステム(OS)の稼働中にバックグラウンドで自動的に実行され、特定の機能や処理を提供し続けるソフトウェアのこと。利用者が直接操作する画面を持たず、システムの動作を支える基盤的な機能や、運用や保守を支援する機能を提供する。
目
次
次

常駐プログラム
システムの一部として常に稼働する常駐プログラムをサービスプログラムと呼ぶことがある。Windowsでは「サービス」(service)、LinuxなどのUNIX系OSでは「デーモン」(daemon)と呼ばれるプログラムである。システム管理ツールから稼働状態の確認や起動、停止を行うことができる。
通常のアプリケーションソフトが利用者のログイン(サインイン)後に起動するのに対し、サービスプログラムは利用者がログインしていない状態でも常に動き続けている。ネットワーク経由の要求への応答、ハードウェアの監視、周辺機器の制御、データの同期といった機能を提供するプログラムが該当し、Webサーバなどのサーバソフトウェアも含まれる。
ユーティリティソフト
一方、「サービスプログラム」という言葉は、システムの運用や保守を補助するプログラムを指す場合もある。一般的には「ユーティリティソフト」と呼ばれるもので、利用者が業務に用いるアプリケーションソフトとは異なり、システムの状態確認や資源管理、障害対策などを目的とする。
ファイルの整理やストレージの管理を行うもの、バックアップや復旧を支援するもの、稼働状況を監視するもの、ハードウェアの診断やファームウェア更新などの保守作業を支援するものなどがある。OSに標準で付属するもののほかに、ハードウェアメーカーが製品付属の公式ツールとして提供する場合もある。大型コンピュータの分野では、OSの更新(アップデート)などを行う保守用のプログラム群を指すこともある。
(2026.6.12更新)