コネクティビティ【connectivity】
概要
コネクティビティとは、接続性という意味の英単語。IT分野では機器やシステム同士が互いに通信を行い、データを円滑にやり取りできる状態や、その程度、能力を指す。

通信におけるコネクティビティは、単に物理的に繋がっている状態のみを指すのではなく、無線通信の電波状況やソフトウェア間の互換性、接続の安定性など、多層的な意味を含んでいる。例えば、スマートフォンが様々な通信規格に対応して様々な環境で通信可能な状態を「コネクティビティが高い」、施設が災害時に緊急用の通信手段を用意することを「コネクティビティの確保」といったように表現する。
近年では、スマートフォンやIoT機器の普及により、コネクティビティの対象が人だけでなく、モノやシステム全体へと広がっている。無線通信技術やモバイル通信網の発展により、場所や時間に制約されずに接続できる環境が整備され、常時接続が前提となるサービスやリアルタイム処理が可能となっている。
狭義の通信における接続性だけでなく、ソフトウェアなど様々な対象について、外部の別の主体とのやり取りのしやすさを指してコネクティビティと呼ぶことがある。例えば、データ連携ミドルウェアが様々なデータ形式に対応して多様なアプリケーションとデータの入出力が可能なことや、クラウドサービスが様々なプロトコルやAPIを通じて利用可能なことをコネクティビティが高いということある。