コソーシング 【co-sourcing】
社内の業務の一部を外部に委託することを「アウトソーシング」(outsoursing)という。通常のアウトソーシング契約では委託した業務はすべて委託先が実施することになり、社内の人員や部署ではその業務を取り扱わないことが多い。
これに対し、コソーシング契約では発注側と受注側が混成チームを作るなどして共同で業務を実施し、得られた利益(直接的な収益だけでなくコスト削減額などの場合もある)についても事前の取り決めに従って分配する。
発注側の人員も業務に参加することで経験を積み、人材の空洞化を防ぐことができる。受注側の持つ専門的な知識やノウハウ、技術、技能の一部を獲得することも期待される。受注側では事業の成功に伴って追加的な利益を享受することが期待できる。
(2024.9.11更新)