グルーピング【grouping】
概要
グルーピングとは、複数のデータや要素を共通の属性や条件、特徴などに基づいてまとめ、意味のあるグループに分類・整理する操作のこと。

一般的には、対象となる項目を一定の基準に従って分類し、同じ性質を持つものを同一のグループとしてまとめる操作を指す。情報処理の分野では、データを意味のある単位に整理するための基本的な方法として用いられる。
例えば、データ分析や統計処理では、観測値や記録データを特定の属性や条件によって分類し、グループごとに平均値や件数を求めることがある。データの傾向や特徴を把握するための最も基本的な操作として多用される。
データベースの分野では、表に格納されたデータを特定の列の値ごとにまとめて集計することをグルーピングと呼ぶことがある。SQLではSELECT文にGROUP BY句を追加することで実現することができる。例えば、売上データを商品別や地域別にまとめて件数や合計値を計算する処理などを簡潔な構文で実装することができる。大量のデータから意味のある統計情報を抽出することが可能になる。
ユーザーインターフェースや情報デザインの分野では、関連する機能やコンテンツを視覚的にまとめて表示することをグルーピングと呼ぶ。デザインの4原則における「近接」の法則に基づき、関連する要素を近くに配置したり枠線で囲んだりすることで、利用者が画面の構造を直感的に把握しやすくなる効果がある。例えば、設定画面でオプション項目をカテゴリ別にまとめて表示するといったグルーピングがよく行われる。