カタログスペック 【カタログ性能】 カタログ値

概要

カタログスペック(カタログ性能)とは、市販の工業製品などで、製造元や販売元がカタログやパンフレット、Webサイトなどで公表している仕様や性能のこと。

スペック」(spec)は「仕様」という意味の “specification” を略した表現で、元来は製品が満たすべき(最低限の)要求を定義したものを指す。カタログスペックという場合は、製品が販売される際に売り手が買い手に対して主張する製品の仕様(特に、発揮することができる性能値)を意味する。

製品が発揮する能力は使用環境や使い方などに左右され、常に一定でないことが一般的なため、性能として記載するは特定の使用条件下で実際に測定したや、規格上や理論上の最高値とすることが多い。利用環境によってはメーカーが主張するより大幅に低くなることもありえる。

(2022.6.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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