インバイト【invite】

概要

インバイトとは、新しい利用者をサービスやネットワークへ招き入れる仕組みを指す言葉。招待用のURLやコードを既存の利用者や管理者が発行し、それを受け取った側がアクセスすることでアカウント作成や参加登録が完了する。
インバイトのイメージ画像

ネットサービスなどで、既存の利用者が友人・知人などを招待して加入を促すことをインバイトという。招待URL(リンク)や招待コードを発行し、未登録の利用者に伝える形で行われることが多い。受け取った側がリンクへアクセスしたり、登録画面でコードを入力したりすることで、通常の手続きを経ずにアカウントを作成できる。

チャットツールやプロジェクト管理ツールでチームへ新規メンバーを招く際にも、同様の方法が用いられることがある。ビジネス向けクラウドサービスでは、管理者が従業員のメールアドレスを登録し、招待メールを通じてアクセス権限を付与する仕組みが用いられることがある。

オンラインゲームの場合、利用者がフレンドなど他のプレーヤーを自分のゲームルームやパーティーへ招いたり、ギルドやクランへの加入を呼びかけたりすることをインバイトと呼ぶことが多い。ゲーム内のメニューから対象のプレーヤーを選択し、招待を送信する操作によって実行されることが多い。

IP電話の制御に用いられるSIPSession Initiation Protocol)におけるインバイトは、INVITEメソッドとして定義された要求メッセージであり、発信側が受信側へ通話開始の意思を伝え、宛先情報や通信条件を提示する。このメッセージにはセッション記述情報が付随することがあり、音声や映像のコーデックポート番号などが記述され、双方の端末が条件を確認し合う。送信後には状態コードを含む応答が返され、接続の可否が判断される。インターネット電話や企業内のIP-PBXWebRTCを利用した通信基盤などで広く利用されている。

サービス開始直後のSNSやネットサービスなどでは利用者登録が招待制で運用されることがある。既存の利用者からのインバイトがなければ新規登録ができない仕組みで、システムへの負荷の抑制のために利用者を限定したり、口コミによる拡散を促したりする目的で行われる。登録者やコミュニティの質を保つ目的から完全招待制とするサービスも存在する。サービス自体がオープンでも、利用者が非公開のチャットルームなどを作成し、インバイトした利用者しか入れない仕組みを提供している場合がある。

(2026.6.23更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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