インソーシング 【insourcing】

概要

インソーシング(insourcing)とは、外部に委託していた業務を社内で遂行するよう体制を改めること。あるいは、単に社内の人員、部門に業務を依頼すること。

企業や官公庁などが業務の一部を外部に委託することを「アウトソーシング」(outsourcing)という。新しい業務をいきなり外部に発注することもあるが、もともと社内でっていた業務の一部を外部委託に切り替えることを指す場合が多い。

日本語の外来語としての「インソーシング」は、アウトソーシングしていた業務を社内に戻し、社内の人員や部署でう体制に切り替えることを指すことが多い。「内製化」「インハウス化」とも呼ばれる。

一方、英語で “insourcing” という場合は、業務を社内の人員や部門に依頼することや、必要な業務のために外部の人材を引き入れることなどを指すのが一般的となっている。アウトソーシングしていた業務を社内に戻すことは “backsourcing” (バックソーシング)という。

(2024.9.11更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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