インサート 【insert】

概要

インサート(insert)とは、挿入する、差し込む、挟む、書き入れる、掲載する、などの意味を持つ英単語。IT分野ではデータの途中に新たにデータを挿入する操作などを意味する。

文字入力のインサートモード

文字を入力する際に、すでに文字のある場所に文字を打ち込むと押しのけるように挿入する動作モードを「インサートモード」あるいは「挿入モード」という。カーソル位置以降にある文字をすべて後ろにずらし、その場所に入力した文字が収まる。

一方、カーソルのある位置の文字を入力文字で置き換える動作モードもあり「上書きモード」という。両モード間の切り替えはキーボード上の「Insertキー」(インサートキー/Insキー)によってう。押すたびに挿入モード上書きモードが交互に切り替わる。

データベースへのインサート操作

データベースなどのデータ管理システムで、レコードなど一件のデータのまとまりをテーブルなどに新たに作成する操作のことをインサートあるいは挿入ということがある。データベース操作言語のSQLには、リレーショナルデータベースRDB)のテーブルレコードを挿入する構文として「INSERT INTO文」を用意している。

(2024.9.2更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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