情報セキュリティマネジメント試験過去問 - 分野別(科目A) - システムの評価指標

令和1年秋期 問45
Webシステムの性能指標のうち,応答時間の説明はどれか。
アWebブラウザに表示された問合せボタンが押されてから,Webブラウザが結果を表示し始めるまでの時間
イWebブラウザを起動してから,最初に表示するようにあらかじめ設定したWebページの全てのデータ表示が完了するまでの時間
ウサーバ側のトランザクション処理が完了してから,Webブラウザが結果を表示し始めるまでの時間
エダウンロードを要求してから,ダウンロードが完了するまでの時間
答え : ア
分野 : その他の分野 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの評価指標 › システムの性能特性と評価
解説 :
「応答時間」(レスポンスタイム)とは,利用者が操作をしてから,その結果が返ってくるまでの待ち時間のことです。Webシステムでは,ブラウザ上の問合せボタンが押されてから,ブラウザが結果を表示し始めるまでの時間が該当します。利用者が体感する待ち時間そのものを表す指標です。したがって「ア」が正解です。

「イ」は,ブラウザを起動してから最初のページが完全に表示されるまでの時間で,操作に対する応答ではありません。

「ウ」は,サーバ側の処理が完了した後から表示を始めるまでの時間で,処理中の時間が含まれていないため,利用者の待ち時間全体を表していません。

「エ」は,ダウンロードを要求してから完了するまでの時間で,データ転送が終わるまでの時間という別の指標です。
平成29年秋期 問45
システムの信頼性指標に関する記述として,適切なものはどれか。
アMTBFは,システムの稼働率を示している。
イMTBFをMTTRで割ると,システムの稼働時間の平均値を示している。
ウMTTRの逆数は,システムの故障発生率を示している。
エMTTRは,システムの修復に費やす平均時間を示している。
答え : エ
分野 : その他の分野 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの評価指標 › システムの信頼性特性と評価
解説 :
「MTTR」(Mean Time To Repair)とは,システムが故障してから修復されるまでにかかる時間の平均で,システムの修復に費やす平均時間を表します。したがって「エ」が正解です。

「MTBF」(Mean Time Between Failures)は,故障から次の故障までの間隔の平均で,稼働している時間の平均を表します。

「ア」は,MTBFそのものは稼働率ではなく,稼働率はMTBF÷(MTBF+MTTR)で求めるため誤りです。

「イ」は,MTBFをMTTRで割った値は,稼働時間の平均値になりません。MTBFそのものが稼働時間の平均値です。

「ウ」は,MTTRの逆数は修復率であり,故障発生率ではありません。
平成28年春期 問43
コンピュータシステムに対して問合せの終わり又は要求の終わりを指示してから,利用者端末に最初の処理結果のメッセージが出始めるまでの経過時間を何というか。
アアクセスタイム
イサイクルタイム
ウターンアラウンドタイム
エレスポンスタイム
答え : エ
分野 : その他の分野 › コンピュータシステム › システム構成要素 › システムの評価指標 › システムの性能特性と評価
解説 :
コンピュータに対して要求の終わりを指示してから,最初の処理結果が出始めるまでの経過時間は,「レスポンスタイム」(応答時間)です。「エ」が正解です。

「ア」の「アクセスタイム」は,記憶装置が読み書きの要求を受けてからデータが得られるまでの時間です。

「イ」の「サイクルタイム」は,メモリへのアクセスを連続して行うときの最小の間隔や,工程の一巡の時間などを指します。

「ウ」の「ターンアラウンドタイム」は,処理を依頼してから結果がすべて出力されるまでの時間で,結果が出始めるまでではなく,完了までの時間を表す点が違いです。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる