情報セキュリティマネジメント試験過去問 - 分野別(科目A) - 情報セキュリティ対策
令和8年公開問題 問3
DMZはどれか。
| ア | インターネットと内部ネットワークとの間に設置されるネットワーク |
|---|---|
| イ | 外部から持ち込んだPCがマルウェアなどに感染していないかどうかを社内ネットワークに接続する前にチェックするための,社内ネットワークとは隔離された専用のネットワーク |
| ウ | 通信内容を監視し,あらかじめ設定された不正な通信パターンと一致した場合に通信を遮断するネットワーク |
| エ | 不正通信を検知する際に利用するためにセキュリティベンダーから入手するシグネチャ情報 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「DMZ」(DeMilitarized Zone:非武装地帯)とは,インターネットと社内ネットワークの間に設ける中間的なネットワークのことです。外部に公開するWebサーバやメールサーバをここに置きます。
万一,そのサーバが攻撃を受けて乗っ取られても,被害が社内ネットワークまで広がりにくくなります。いわば会社の受付ロビーのような場所です。来客(外部からの通信)は受付までは入れますが,社員しか入れないオフィス(社内ネットワーク)には直接入れません。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,持ち込みPCを社内に接続する前に検査するための隔離ネットワークで,「検疫ネットワーク」と呼ばれます。
「ウ」は,不正な通信パターンを検知して遮断する仕組みで,「IPS」(侵入防止システム)の説明です。
「エ」は,不正通信を見つけるために使う既知の攻撃パターンのデータで,「シグネチャ」(パターンファイル)の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「DMZ」(DeMilitarized Zone:非武装地帯)とは,インターネットと社内ネットワークの間に設ける中間的なネットワークのことです。外部に公開するWebサーバやメールサーバをここに置きます。
万一,そのサーバが攻撃を受けて乗っ取られても,被害が社内ネットワークまで広がりにくくなります。いわば会社の受付ロビーのような場所です。来客(外部からの通信)は受付までは入れますが,社員しか入れないオフィス(社内ネットワーク)には直接入れません。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,持ち込みPCを社内に接続する前に検査するための隔離ネットワークで,「検疫ネットワーク」と呼ばれます。
「ウ」は,不正な通信パターンを検知して遮断する仕組みで,「IPS」(侵入防止システム)の説明です。
「エ」は,不正通信を見つけるために使う既知の攻撃パターンのデータで,「シグネチャ」(パターンファイル)の説明です。
令和8年公開問題 問6
セキュアOSのアクセス制御と管理者権限管理を説明した適切な組みはどれか。
| アクセス制御 | 管理者権限管理 | |
| ア | リソースやプログラムのアクセス権は,OSの管理者が定めたセキュリティポリシーの下で一元的に制御され,リソースやプログラムの所有者が変更できない。 | OSの管理の分野ごとに異なる管理用アカウントを作成し,各アカウントに必要最小限の管理者特権を与える。 |
| イ | リソースやプログラムのアクセス権は,OSの管理者が定めたセキュリティポリシーの下で一元的に制御され,リソースやプログラムの所有者が変更できない。 | OSの管理用に特権アカウントを作成し,特権アカウントに全ての権限を与える。 |
| ウ | リソースやプログラムのアクセス権は,リソースやプログラムの所有者が保持し,制御する。 | OSの管理の分野ごとに異なる管理用アカウントを作成し,各アカウントに必要最小限の管理者特権を与える。 |
| エ | リソースやプログラムのアクセス権は,リソースやプログラムの所有者が保持し,制御する。 | OSの管理用に特権アカウントを作成し,特権アカウントに全ての権限を与える。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「セキュアOS」とは,通常のOSよりセキュリティ機能を強化したOSです。この問題は,アクセス制御と管理者権限管理の二つの特徴を組み合わせて選びます。
まずアクセス制御です。セキュアOSでは,管理者が決めたセキュリティポリシーに基づいて,ファイルやプログラムへのアクセス権を一元的に強制します。これを「強制アクセス制御」といい,ファイルの所有者であっても勝手に変更できません。
次に管理者権限管理です。一般的なOSの管理者(rootなど)は全権限を持ちますが,乗っ取られると被害が大きくなります。そこでセキュアOSでは,管理の分野ごとに別々の管理用アカウントを作り,それぞれに必要最小限の権限だけを与えます。これを「最小権限の原則」といいます。この二つを満たす「ア」が正解です。
「イ」は管理者権限管理が誤りで,全権限を持つ特権アカウントを作る方式は通常のOSの考え方です。「ウ」は,所有者がアクセス権を制御できるのは通常のOSの方式で,アクセス制御が誤りです。「エ」は,アクセス制御も管理者権限管理も通常のOSの特徴です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「セキュアOS」とは,通常のOSよりセキュリティ機能を強化したOSです。この問題は,アクセス制御と管理者権限管理の二つの特徴を組み合わせて選びます。
まずアクセス制御です。セキュアOSでは,管理者が決めたセキュリティポリシーに基づいて,ファイルやプログラムへのアクセス権を一元的に強制します。これを「強制アクセス制御」といい,ファイルの所有者であっても勝手に変更できません。
次に管理者権限管理です。一般的なOSの管理者(rootなど)は全権限を持ちますが,乗っ取られると被害が大きくなります。そこでセキュアOSでは,管理の分野ごとに別々の管理用アカウントを作り,それぞれに必要最小限の権限だけを与えます。これを「最小権限の原則」といいます。この二つを満たす「ア」が正解です。
「イ」は管理者権限管理が誤りで,全権限を持つ特権アカウントを作る方式は通常のOSの考え方です。「ウ」は,所有者がアクセス権を制御できるのは通常のOSの方式で,アクセス制御が誤りです。「エ」は,アクセス制御も管理者権限管理も通常のOSの特徴です。
令和7年公開問題 問2
| ア | 様々な機器のログを集中管理することによって,横断的な分析や相関分析が可能になり,単純な目視だけでは発見困難な兆候を検知,分析,可視化することが可能になる。 |
|---|---|
| イ | 通信経路上を流れるパケットをキャプチャし,暗号化されたデータが改ざんされていないかどうかをチェックすることが可能になる。 |
| ウ | ファイアウォール,IDS,マルウェア対策といった複数のネットワークセキュリティ機能を一つの機器で実現することが可能になる。 |
| エ | ファイルの改ざんを検知すると,事前に取得済みのバックアップを用いて直ちに修復することが可能になる。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「SIEM」(シーム,Security Information and Event Management)は,サーバやネットワーク機器などから出るログを一か所に集めて分析し,不審な動きを見つけるための仕組みです。防犯カメラの映像を監視室に集約し,複数の映像を見比べて怪しい人物を探すイメージです。
「ア」は,ログの集中管理,横断的な分析,相関分析という,SIEMの特徴をそのまま述べています。たとえば,ある端末への不正ログインの試みと,その後の大量データ送信を結び付けて異常と判断できます。これが正解です。
「イ」は,パケットをキャプチャして改ざんを調べる話で,ネットワーク監視装置などの説明です。しかも暗号化されたデータの改ざん確認は,SIEMの役割ではありません。
「ウ」は,ファイアウォール,IDS,マルウェア対策などを一台にまとめた「UTM」(統合脅威管理)の説明です。
「エ」は,改ざんを検知すると自動でバックアップから修復するという内容で,SIEMにはそのような修復機能はありません。SIEMはあくまで検知,分析,可視化が中心です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「SIEM」(シーム,Security Information and Event Management)は,サーバやネットワーク機器などから出るログを一か所に集めて分析し,不審な動きを見つけるための仕組みです。防犯カメラの映像を監視室に集約し,複数の映像を見比べて怪しい人物を探すイメージです。
「ア」は,ログの集中管理,横断的な分析,相関分析という,SIEMの特徴をそのまま述べています。たとえば,ある端末への不正ログインの試みと,その後の大量データ送信を結び付けて異常と判断できます。これが正解です。
「イ」は,パケットをキャプチャして改ざんを調べる話で,ネットワーク監視装置などの説明です。しかも暗号化されたデータの改ざん確認は,SIEMの役割ではありません。
「ウ」は,ファイアウォール,IDS,マルウェア対策などを一台にまとめた「UTM」(統合脅威管理)の説明です。
「エ」は,改ざんを検知すると自動でバックアップから修復するという内容で,SIEMにはそのような修復機能はありません。SIEMはあくまで検知,分析,可視化が中心です。
令和7年公開問題 問3
ゼロトラストの説明として,最も適切なものはどれか。
| ア | 機器やソフトウェアの脆弱性のうち,開発元から対策方法,修正プログラムなどが提供されていない脆弱性が残っている状態のこと |
|---|---|
| イ | 内部ネットワークであっても必ずしも安全ではないことを前提として対策を講じる考え方のこと |
| ウ | 秘密情報そのものは明かさずに,自分が秘密情報を知っていることを相手に知らせる方法のこと |
| エ | マルウェア定義ファイルを用いず,PCの振る舞いからマルウェア感染を検知する手法のこと |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ゼロトラスト」は,「何も信頼しない」という意味の言葉です。従来は,社内ネットワークは安全で,外部は危険と考える「境界防御」が主流でした。しかし,リモートワークやクラウドの普及で,その境界があいまいになりました。そこで,社内であっても安全とは限らないことを前提に,通信のたびに利用者や端末を確認する考え方が生まれました。
「イ」は,内部ネットワークであっても必ずしも安全ではないことを前提とする,という説明で,ゼロトラストそのものです。これが正解です。
「ア」は,開発元の対策が間に合っていない脆弱性が残る状態を指すので,「ゼロデイ」(ゼロデイ脆弱性)の説明です。
「ウ」は,秘密そのものを明かさずに,知っていることだけを証明する手法で,「ゼロ知識証明」の説明です。
「エ」は,定義ファイルに頼らず,PCの振る舞いからマルウェアを見つける手法で,ビヘイビア法(振る舞い検知)の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ゼロトラスト」は,「何も信頼しない」という意味の言葉です。従来は,社内ネットワークは安全で,外部は危険と考える「境界防御」が主流でした。しかし,リモートワークやクラウドの普及で,その境界があいまいになりました。そこで,社内であっても安全とは限らないことを前提に,通信のたびに利用者や端末を確認する考え方が生まれました。
「イ」は,内部ネットワークであっても必ずしも安全ではないことを前提とする,という説明で,ゼロトラストそのものです。これが正解です。
「ア」は,開発元の対策が間に合っていない脆弱性が残る状態を指すので,「ゼロデイ」(ゼロデイ脆弱性)の説明です。
「ウ」は,秘密そのものを明かさずに,知っていることだけを証明する手法で,「ゼロ知識証明」の説明です。
「エ」は,定義ファイルに頼らず,PCの振る舞いからマルウェアを見つける手法で,ビヘイビア法(振る舞い検知)の説明です。
令和7年公開問題 問10
システムの信頼性指標であるRASISの,安全性を除く四つに関する記述のうち,適切なものはどれか。
| ア | R の信頼性は,システムのMTBFによって表す。 |
|---|---|
| イ | A の可用性は,システムが稼働している時間の平均値によって表す。 |
| ウ | S の保守性は,システムの稼働率によって表す。 |
| エ | I の完全性は,システムの故障率によって表す。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「RASIS」は,システムの信頼性を表す五つの指標の頭文字です。「Reliability」(信頼性),「Availability」(可用性),「Serviceability」(保守性),「Integrity」(完全性),「Security」(安全性)です。問題は,このうち「Security」を除く四つについて,正しい記述を選ぶものです。
「ア」は,信頼性をMTBF(平均故障間隔)で表す,という内容です。MTBFが長いほど,故障しにくく信頼性が高いと言えます。これが正解です。
「イ」は,可用性を,稼働している時間の平均値で表すとありますが,可用性は稼働率(稼働時間の割合)などで表します。
「ウ」は,保守性を稼働率で表すとありますが,保守性は修復のしやすさを表し,MTTR(平均修復時間)で測ります。稼働率は,可用性の指標です。
「エ」は,完全性を故障率で表すとありますが,完全性は,データが正確で矛盾なく保たれていることを指し,故障率とは関係がありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「RASIS」は,システムの信頼性を表す五つの指標の頭文字です。「Reliability」(信頼性),「Availability」(可用性),「Serviceability」(保守性),「Integrity」(完全性),「Security」(安全性)です。問題は,このうち「Security」を除く四つについて,正しい記述を選ぶものです。
「ア」は,信頼性をMTBF(平均故障間隔)で表す,という内容です。MTBFが長いほど,故障しにくく信頼性が高いと言えます。これが正解です。
「イ」は,可用性を,稼働している時間の平均値で表すとありますが,可用性は稼働率(稼働時間の割合)などで表します。
「ウ」は,保守性を稼働率で表すとありますが,保守性は修復のしやすさを表し,MTTR(平均修復時間)で測ります。稼働率は,可用性の指標です。
「エ」は,完全性を故障率で表すとありますが,完全性は,データが正確で矛盾なく保たれていることを指し,故障率とは関係がありません。
令和6年公開問題 問2
情報の取扱基準の中で,社外秘情報の持出しを禁じ,周知した上で,従業員に情報を不正に持ち出された場合に,“社外秘情報とは知らなかった”という言い訳をさせないことが目的の一つになっている対策はどれか。
| ア | 権限がない従業員が文書にアクセスできないようにするペーパレス化 |
|---|---|
| イ | 従業員との信頼関係の維持を目的にした職場環境の整備 |
| ウ | 従業員に対する電子メールの外部送信データ量の制限 |
| エ | 情報の管理レベルについてのラベル付け |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
この問題は,「社外秘とは知らなかった」という言い訳をさせないために何をすべきかを考えます。そのためには,その情報が社外秘であることを,誰が見ても分かるようにしておく必要があります。
「エ」の情報の管理レベルについてのラベル付けは,文書やファイルに「社外秘」「秘密」などの表示をつける対策です。表示があれば,従業員は重要な情報だと認識できるので,持ち出した際に「知らなかった」とは言えなくなります。これが正解です。
「ア」のペーパレス化とアクセス制限は,権限のない人が見られないようにする対策で,「知らなかった」という言い訳を封じる目的とは関係がありません。
「イ」の職場環境の整備は,不正を起こしにくい雰囲気をつくる間接的な対策です。
「ウ」のメール送信データ量の制限は,大量の情報が外部に出ることを技術的に防ぐ対策です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
同一問題 : 〔平30秋問11〕
解説 : この問題は,「社外秘とは知らなかった」という言い訳をさせないために何をすべきかを考えます。そのためには,その情報が社外秘であることを,誰が見ても分かるようにしておく必要があります。
「エ」の情報の管理レベルについてのラベル付けは,文書やファイルに「社外秘」「秘密」などの表示をつける対策です。表示があれば,従業員は重要な情報だと認識できるので,持ち出した際に「知らなかった」とは言えなくなります。これが正解です。
「ア」のペーパレス化とアクセス制限は,権限のない人が見られないようにする対策で,「知らなかった」という言い訳を封じる目的とは関係がありません。
「イ」の職場環境の整備は,不正を起こしにくい雰囲気をつくる間接的な対策です。
「ウ」のメール送信データ量の制限は,大量の情報が外部に出ることを技術的に防ぐ対策です。
令和6年公開問題 問3
| ア | コンペア法 |
|---|---|
| イ | チェックサム法 |
| ウ | パターンマッチング法 |
| エ | ビヘイビア法 |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
マルウェアの検出方法のうち,検査対象のプログラムを実際に動かす必要があるのは,「エ」の「ビヘイビア法」です。ビヘイビア(behavior)とは「振る舞い」のことで,プログラムを安全な環境で実行し,ファイルを勝手に書き換える,不審な通信をするといった怪しい動きがないかを監視して,マルウェアかどうかを判断します。未知のマルウェアも見つけやすい点が特長です。
「ア」の「コンペア法」は,感染前の正常なファイルと現在のファイルを比べて,違いがあれば感染を疑う方法です。
「イ」の「チェックサム法」は,ファイルの内容から計算した値(チェックサム)を保存しておき,検査時の値と比べて変更を見つける方法です。
「ウ」の「パターンマッチング法」は,既知のマルウェアの特徴的なパターンが記録された定義ファイルと照合する方法です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
マルウェアの検出方法のうち,検査対象のプログラムを実際に動かす必要があるのは,「エ」の「ビヘイビア法」です。ビヘイビア(behavior)とは「振る舞い」のことで,プログラムを安全な環境で実行し,ファイルを勝手に書き換える,不審な通信をするといった怪しい動きがないかを監視して,マルウェアかどうかを判断します。未知のマルウェアも見つけやすい点が特長です。
「ア」の「コンペア法」は,感染前の正常なファイルと現在のファイルを比べて,違いがあれば感染を疑う方法です。
「イ」の「チェックサム法」は,ファイルの内容から計算した値(チェックサム)を保存しておき,検査時の値と比べて変更を見つける方法です。
「ウ」の「パターンマッチング法」は,既知のマルウェアの特徴的なパターンが記録された定義ファイルと照合する方法です。
令和6年公開問題 問9
システムの信頼性指標としてRASISがある。そのうちの A は可用性を表し,システムのサービス時間など,ある一定期間でのシステムの機能を維持する度合いを表している。この A を向上させるものはどれか。
| ア | MTBFとMTTRをともに2倍にする。 |
|---|---|
| イ | MTBFは変えず,MTTRを2倍にする。 |
| ウ | MTBFを2倍にして,MTTRは変えない。 |
| エ | MTBFを半分にして,MTTRは2倍にする。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「RASIS」は,システムの信頼性を表す五つの指標(信頼性,可用性,保守性,完全性,安全性)の頭文字です。このうち,可用性(Availability)は,必要なときにシステムを使える度合いのことで,稼働率で表します。
稼働率は,MTBF÷(MTBF+MTTR)で計算します。「MTBF」は故障から次の故障までの平均時間で,長いほど壊れにくいことを意味します。「MTTR」は故障してから復旧するまでの平均時間で,短いほど早く直ることを意味します。
つまり,MTBFが大きく,MTTRが小さいほど稼働率は高くなります。具体例として,MTBFを100時間,MTTRを10時間とすると,稼働率は約0.91です。「ウ」はMTBFを200時間にするので約0.95に上がり,これが正解です。
「ア」は両方を2倍にしても約0.91のままで,変わりません。「イ」はMTTRだけ2倍になるので約0.83に下がります。「エ」はMTBFが半分でMTTRが2倍なので,約0.71と大きく下がります。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「RASIS」は,システムの信頼性を表す五つの指標(信頼性,可用性,保守性,完全性,安全性)の頭文字です。このうち,可用性(Availability)は,必要なときにシステムを使える度合いのことで,稼働率で表します。
稼働率は,MTBF÷(MTBF+MTTR)で計算します。「MTBF」は故障から次の故障までの平均時間で,長いほど壊れにくいことを意味します。「MTTR」は故障してから復旧するまでの平均時間で,短いほど早く直ることを意味します。
つまり,MTBFが大きく,MTTRが小さいほど稼働率は高くなります。具体例として,MTBFを100時間,MTTRを10時間とすると,稼働率は約0.91です。「ウ」はMTBFを200時間にするので約0.95に上がり,これが正解です。
「ア」は両方を2倍にしても約0.91のままで,変わりません。「イ」はMTTRだけ2倍になるので約0.83に下がります。「エ」はMTBFが半分でMTTRが2倍なので,約0.71と大きく下がります。
令和5年公開問題 問2
入室時と退室時にIDカードを用いて認証を行い,入退室を管理する。このとき,入室時の認証に用いられなかったIDカードでの退室を許可しない,又は退室時の認証に用いられなかったIDカードでの再入室を許可しないコントロールを行う仕組みはどれか。
| ア | TPMOR(Two Person Minimum Occupancy Rule) |
|---|---|
| イ | アンチパスバック |
| ウ | インターロックゲート |
| エ | パニックオープン |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
この問題は,物理的セキュリティ対策の用語を問うものです。正解は「イ」の「アンチパスバック」です。パスバックとは,入室に使ったIDカードを別の人に手渡して,その人も入室させてしまう不正のことです。
アンチパスバックは,入室時と退室時の両方でIDカードの認証を行い,入室の記録がないカードでは退室できず,退室の記録がないカードでは再入室できないようにする仕組みです。これにより,カードの使い回しによる「共連れ」や不正入室を防ぎ,誰が部屋の中にいるのかを正確に把握できます。
「ア」の「TPMOR」(Two Person Minimum Occupancy Rule)は,重要な部屋に必ず2人以上が同時にいる状態を保つ決まりで,1人だけでの作業や不正を防ぐものです。カードの使い回しを防ぐ仕組みではありません。
「ウ」の「インターロックゲート」は,二重の扉を同時には開かないようにして,一人ずつしか通れないようにする設備です。
「エ」の「パニックオープン」は,火災などの非常時に,安全のために扉の施錠が自動的に解除される仕組みです。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
この問題は,物理的セキュリティ対策の用語を問うものです。正解は「イ」の「アンチパスバック」です。パスバックとは,入室に使ったIDカードを別の人に手渡して,その人も入室させてしまう不正のことです。
アンチパスバックは,入室時と退室時の両方でIDカードの認証を行い,入室の記録がないカードでは退室できず,退室の記録がないカードでは再入室できないようにする仕組みです。これにより,カードの使い回しによる「共連れ」や不正入室を防ぎ,誰が部屋の中にいるのかを正確に把握できます。
「ア」の「TPMOR」(Two Person Minimum Occupancy Rule)は,重要な部屋に必ず2人以上が同時にいる状態を保つ決まりで,1人だけでの作業や不正を防ぐものです。カードの使い回しを防ぐ仕組みではありません。
「ウ」の「インターロックゲート」は,二重の扉を同時には開かないようにして,一人ずつしか通れないようにする設備です。
「エ」の「パニックオープン」は,火災などの非常時に,安全のために扉の施錠が自動的に解除される仕組みです。
令和5年公開問題 問3
デジタルフォレンジックスの説明はどれか。
| ア | サイバー攻撃に関連する脅威情報を標準化された方法で記述し,その脅威情報をセキュリティ対策機器に提供すること |
|---|---|
| イ | 受信メールに添付された実行ファイルを動作させたときに,不正な振る舞いがないかどうかをメールボックスへの保存前に確認すること |
| ウ | 情報セキュリティインシデント発生時に,法的な証拠となるデータを収集し,保管し,調査分析すること |
| エ | 内部ネットワークにおいて,通信データを盗聴されないように暗号化すること |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「デジタルフォレンジックス」とは,情報セキュリティインシデント(不正アクセスや情報漏えいなど)が起きたときに,パソコンやサーバに残された記録やデータを集め,保管し,調査分析して,原因や被害の範囲を明らかにすることです。
裁判などで使える法的な証拠として扱えるよう,データを改ざんされない形で慎重に保全することが重要です。刑事事件の鑑識捜査のデジタル版と考えると分かりやすいでしょう。したがって正解は「ウ」です。
「ア」は,サイバー攻撃の脅威情報を標準化された形式で記述し,セキュリティ対策機器に提供する取組で,STIXやTAXIIといった仕様が代表例です。脅威情報の共有に関する説明です。
「イ」は,受信メールの添付ファイルを隔離された安全な環境で実際に動かし,不正な動作がないかを確認する,サンドボックス型のメール検査の説明です。
「エ」は,内部ネットワークの通信を暗号化して盗聴を防ぐ対策の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「デジタルフォレンジックス」とは,情報セキュリティインシデント(不正アクセスや情報漏えいなど)が起きたときに,パソコンやサーバに残された記録やデータを集め,保管し,調査分析して,原因や被害の範囲を明らかにすることです。
裁判などで使える法的な証拠として扱えるよう,データを改ざんされない形で慎重に保全することが重要です。刑事事件の鑑識捜査のデジタル版と考えると分かりやすいでしょう。したがって正解は「ウ」です。
「ア」は,サイバー攻撃の脅威情報を標準化された形式で記述し,セキュリティ対策機器に提供する取組で,STIXやTAXIIといった仕様が代表例です。脅威情報の共有に関する説明です。
「イ」は,受信メールの添付ファイルを隔離された安全な環境で実際に動かし,不正な動作がないかを確認する,サンドボックス型のメール検査の説明です。
「エ」は,内部ネットワークの通信を暗号化して盗聴を防ぐ対策の説明です。
令和1年秋期 問4
退職する従業員による不正を防ぐための対策のうち,IPA“組織における内部不正防止ガイドライン(第4版)”に照らして,適切なものはどれか。
| ア | 在職中に知り得た重要情報を退職後に公開しないように,退職予定者に提出させる秘密保持誓約書には,秘密保持の対象を明示せず,重要情報を客観的に特定できないようにしておく。 |
|---|---|
| イ | 退職後,同業他社に転職して重要情報を漏らすということがないように,職業選択の自由を行使しないことを明記した上で,具体的な範囲を設定しない包括的な競業避止義務契約を入社時に締結する。 |
| ウ | 退職者による重要情報の持出しなどの不正行為を調査できるように,従業員に付与した利用者IDや権限は退職後も有効にしておく。 |
| エ | 退職間際に重要情報の不正な持出しが行われやすいので,退職予定者に対する重要情報へのアクセスや媒体の持出しの監視を強化する。 |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
IPAの「組織における内部不正防止ガイドライン」では,退職の直前に重要情報の持出しが起こりやすいことが指摘されています。そのため,退職予定者に対してはアクセスや媒体の持出しの監視を強化することが適切とされます。したがって「エ」が正解です。
「ア」について,秘密保持誓約書では,何が秘密にあたるのかを具体的に明示しなければ,後から守るべき情報の範囲が分からなくなり,効力が弱まります。
「イ」について,競業避止義務は,職業選択の自由を不当に奪わないよう,期間や地域,職種などの範囲を限定して定めるのが原則です。包括的に縛る契約は適切ではありません。
「ウ」は,退職後も利用者IDや権限を残すと,元従業員が不正にアクセスできてしまうため,退職時には速やかに無効化します。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
同一問題 : 〔平30春問4〕
解説 : IPAの「組織における内部不正防止ガイドライン」では,退職の直前に重要情報の持出しが起こりやすいことが指摘されています。そのため,退職予定者に対してはアクセスや媒体の持出しの監視を強化することが適切とされます。したがって「エ」が正解です。
「ア」について,秘密保持誓約書では,何が秘密にあたるのかを具体的に明示しなければ,後から守るべき情報の範囲が分からなくなり,効力が弱まります。
「イ」について,競業避止義務は,職業選択の自由を不当に奪わないよう,期間や地域,職種などの範囲を限定して定めるのが原則です。包括的に縛る契約は適切ではありません。
「ウ」は,退職後も利用者IDや権限を残すと,元従業員が不正にアクセスできてしまうため,退職時には速やかに無効化します。
令和1年秋期 問8
A社では現在,インターネット上のWebサイトを内部ネットワークのPC上のWebブラウザから参照している。新たなシステムを導入し,DMZ上に用意したVDI(Virtual Desktop Infrastructure)サーバにPCからログインし,インターネット上のWebサイトをVDIサーバ上の仮想デスクトップのWebブラウザから参照するように変更する。この変更によって期待できるセキュリティ上の効果はどれか。
| ア | インターネット上のWebサイトから,内部ネットワークのPCへのマルウェアのダウンロードを防ぐ。 |
|---|---|
| イ | インターネット上のWebサイト利用時に,MITB攻撃による送信データの改ざんを防ぐ。 |
| ウ | 内部ネットワークのPC及び仮想デスクトップのOSがボットに感染しなくなり,C&Cサーバにコントロールされることを防ぐ。 |
| エ | 内部ネットワークのPCにマルウェアが侵入したとしても,他のPCに感染するのを防ぐ。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「VDI」(仮想デスクトップ基盤)は,サーバ上に用意した仮想のパソコン環境を,手元のPCから遠隔操作して使う仕組みです。
この問題では,インターネットの閲覧を,DMZ上のVDIサーバの仮想デスクトップ側で行うようになります。そのため,悪意あるWebサイトからマルウェアをダウンロードしても,被害を受けるのは仮想デスクトップ側であり,内部ネットワークのPCには届かなくなります。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,仮想デスクトップのブラウザ自体がMITB攻撃を受ければ,送信データは改ざんされ得ます。
「ウ」は,仮想デスクトップのOSはインターネットに接続しているため,ボットに感染する可能性は残ります。
「エ」は,内部ネットワークのPC同士の感染拡大を防ぐ仕組みは,この変更では追加されていません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「VDI」(仮想デスクトップ基盤)は,サーバ上に用意した仮想のパソコン環境を,手元のPCから遠隔操作して使う仕組みです。
この問題では,インターネットの閲覧を,DMZ上のVDIサーバの仮想デスクトップ側で行うようになります。そのため,悪意あるWebサイトからマルウェアをダウンロードしても,被害を受けるのは仮想デスクトップ側であり,内部ネットワークのPCには届かなくなります。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,仮想デスクトップのブラウザ自体がMITB攻撃を受ければ,送信データは改ざんされ得ます。
「ウ」は,仮想デスクトップのOSはインターネットに接続しているため,ボットに感染する可能性は残ります。
「エ」は,内部ネットワークのPC同士の感染拡大を防ぐ仕組みは,この変更では追加されていません。
令和1年秋期 問11
ステガノグラフィはどれか。
| ア | 画像などのデータの中に,秘密にしたい情報を他者に気付かれることなく埋め込む。 |
|---|---|
| イ | 検索エンジンの巡回ロボットにWebページの閲覧者とは異なる内容を応答し,該当Webページの検索順位が上位に来るようにする。 |
| ウ | 検査対象の製品に,問題を引き起こしそうなJPEG画像などのテストデータを送信し読み込ませて,製品の応答や挙動から脆弱性を検出する。 |
| エ | コンピュータには認識できないほどゆがんだ文字を画像として表示し,利用者に文字を認識させて入力させることによって,利用者が人であることを確認する。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
「ステガノグラフィ」とは,画像や音声などのデータの中に,秘密にしたい情報を,存在そのものに気付かれないように埋め込む技術です。
暗号が「読めなくする」技術であるのに対し,ステガノグラフィは「隠していること自体を隠す」技術といえます。たとえば,画像の色情報をごくわずかに変えて,メッセージを紛れ込ませる方法があります。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,検索エンジンのロボットにだけ別の内容を見せて,検索順位を不正に上げる手法で,「クローキング」と呼ばれます。
「ウ」は,問題を起こしそうなデータを大量に送り込んで製品の脆弱性を探す手法で,「ファジング」と呼ばれます。
「エ」は,ゆがんだ文字を読ませて人間かどうかを判別する仕組みで,「CAPTCHA」(キャプチャ)と呼ばれます。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
同一問題 : 〔平29秋問17〕
解説 : 「ステガノグラフィ」とは,画像や音声などのデータの中に,秘密にしたい情報を,存在そのものに気付かれないように埋め込む技術です。
暗号が「読めなくする」技術であるのに対し,ステガノグラフィは「隠していること自体を隠す」技術といえます。たとえば,画像の色情報をごくわずかに変えて,メッセージを紛れ込ませる方法があります。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,検索エンジンのロボットにだけ別の内容を見せて,検索順位を不正に上げる手法で,「クローキング」と呼ばれます。
「ウ」は,問題を起こしそうなデータを大量に送り込んで製品の脆弱性を探す手法で,「ファジング」と呼ばれます。
「エ」は,ゆがんだ文字を読ませて人間かどうかを判別する仕組みで,「CAPTCHA」(キャプチャ)と呼ばれます。
令和1年秋期 問14
WAFにおけるフォールスポジティブに該当するものはどれか。
| ア | HTMLの特殊文字 “<” を検出したときに通信を遮断するようにWAFを設定した場合,“<” などの数式を含んだ正当なHTTPリクエストが送信されたとき,WAFが攻撃として検知し,遮断する。 |
|---|---|
| イ | HTTPリクエストのうち,RFCなどに仕様が明確に定義されておらず,Webアプリケーションソフトウェアの開発者が独自の仕様で追加したフィールドについてはWAFが検査しないという仕様を悪用して,攻撃の命令を埋め込んだHTTPリクエストが送信されたとき,WAFが遮断しない。 |
| ウ | HTTPリクエストのパラメタとして許可する文字列以外を検出したときに通信を遮断するようにWAFを設定した場合,許可しない文字列を含んだ不正なHTTPリクエストが送信されたとき,WAFが攻撃として検知し,遮断する。 |
| エ | 悪意のある通信を正常な通信と見せかけ,HTTPリクエストを分割して送信されたとき,WAFが遮断しない。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)とは,Webアプリケーションへの攻撃を検知して遮断する仕組みです。検知の誤りには2種類あります。「フォールスポジティブ」(false positive)は,本来は正常(positive)な通信を,攻撃だと誤って(false)判断してしまうことです。
「陽性(攻撃だ)」と判定したが,それが「偽(間違い)」だった,と読み解くと覚えやすいです。「ア」は,数式に含まれる正当な「<」を攻撃と誤認して遮断しているので,これが当てはまります。したがって「ア」が正解です。
「イ」と「エ」は,実際には攻撃なのに見逃して遮断しなかった例で,「フォールスネガティブ」(false negative)にあたります。
「ウ」は,許可していない不正な文字列を持つ通信を,狙いどおりに遮断できた例で,正しい検知です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)とは,Webアプリケーションへの攻撃を検知して遮断する仕組みです。検知の誤りには2種類あります。「フォールスポジティブ」(false positive)は,本来は正常(positive)な通信を,攻撃だと誤って(false)判断してしまうことです。
「陽性(攻撃だ)」と判定したが,それが「偽(間違い)」だった,と読み解くと覚えやすいです。「ア」は,数式に含まれる正当な「<」を攻撃と誤認して遮断しているので,これが当てはまります。したがって「ア」が正解です。
「イ」と「エ」は,実際には攻撃なのに見逃して遮断しなかった例で,「フォールスネガティブ」(false negative)にあたります。
「ウ」は,許可していない不正な文字列を持つ通信を,狙いどおりに遮断できた例で,正しい検知です。
令和1年秋期 問22
| ア | 検体のハッシュ値を計算し,オンラインデータベースに登録された既知のマルウェアのハッシュ値のリストと照合してマルウェアを特定する。 |
|---|---|
| イ | 検体をサンドボックス上で実行し,その動作や外部との通信を観測する。 |
| ウ | 検体をネットワーク上の通信データから抽出し,さらに,逆コンパイルして取得したコードから検体の機能を調べる。 |
| エ | ハードディスク内のファイルの拡張子とファイルヘッダの内容を基に,拡張子が偽装された不正なプログラムファイルを検出する。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
マルウェアの解析には,プログラムを実行せずに調べる「静的解析」と,実際に動かして挙動を観察する「動的解析」があります。動的解析は,隔離された安全な環境であるサンドボックス上で検体(調べたい不審なファイル)を実行し,どんな動作をするか,どこと通信するかを観測する手法です。したがって「イ」が正解です。
「ア」は,ハッシュ値を既知のマルウェアのリストと照合する方法で,検体を実行しないため,動的解析ではありません。
「ウ」は,検体を逆コンパイルしてコードを調べるため,実行せずに中身を読む静的解析にあたります。
「エ」は,拡張子とファイルヘッダの内容を比べて偽装を見破る方法で,これも検体を実行していません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
同一問題 : 〔平30春問23〕
解説 : マルウェアの解析には,プログラムを実行せずに調べる「静的解析」と,実際に動かして挙動を観察する「動的解析」があります。動的解析は,隔離された安全な環境であるサンドボックス上で検体(調べたい不審なファイル)を実行し,どんな動作をするか,どこと通信するかを観測する手法です。したがって「イ」が正解です。
「ア」は,ハッシュ値を既知のマルウェアのリストと照合する方法で,検体を実行しないため,動的解析ではありません。
「ウ」は,検体を逆コンパイルしてコードを調べるため,実行せずに中身を読む静的解析にあたります。
「エ」は,拡張子とファイルヘッダの内容を比べて偽装を見破る方法で,これも検体を実行していません。
令和1年秋期 問30
| ア | Webサーバで稼働しているサービスを列挙して,不要なサービスが稼働していないことを確認する。 |
|---|---|
| イ | Webサーバの利用者IDの管理状況を運用者に確認して,情報セキュリティポリシからの逸脱がないことを調べる。 |
| ウ | Webサーバへのアクセスの履歴を解析して,不正利用を検出する。 |
| エ | 正規の利用者IDでログインし,Webサーバのコンテンツを直接確認して,コンテンツの脆弱性を検出する。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
「ポートスキャナ」とは,サーバの通信用の入口であるポート(TCPやUDPのポート番号)に順番に接続を試みて,どのポートが開いていて,どんなサービスが動いているかを調べるツールです。
Webサーバの検査で使うと,本来は不要なのに動いているサービスや,閉じておくべきポートが開いていないかを確認できます。不要なサービスは攻撃の入口になるため,洗い出して止めることが大切です。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,運用者への確認で利用者IDの管理状況を調べる方法で,ポートスキャナの用途ではありません。
「ウ」は,アクセスログを解析して不正利用を検出する方法で,ログ分析の役割です。
「エ」は,正規のIDでログインして内部のコンテンツを確認する方法です。ポートスキャナは外から見える状態を調べる道具で,ログインして内部を調べるものではありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
同一問題 : 〔平29春問30〕
解説 : 「ポートスキャナ」とは,サーバの通信用の入口であるポート(TCPやUDPのポート番号)に順番に接続を試みて,どのポートが開いていて,どんなサービスが動いているかを調べるツールです。
Webサーバの検査で使うと,本来は不要なのに動いているサービスや,閉じておくべきポートが開いていないかを確認できます。不要なサービスは攻撃の入口になるため,洗い出して止めることが大切です。したがって「ア」が正解です。
「イ」は,運用者への確認で利用者IDの管理状況を調べる方法で,ポートスキャナの用途ではありません。
「ウ」は,アクセスログを解析して不正利用を検出する方法で,ログ分析の役割です。
「エ」は,正規のIDでログインして内部のコンテンツを確認する方法です。ポートスキャナは外から見える状態を調べる道具で,ログインして内部を調べるものではありません。
平成31年春期 問12
ファイルの属性情報として,ファイルに対する読取り,書込み,実行の権限を独立に設定できるOSがある。この3種類の権限は,それぞれに1ビットを使って許可,不許可を設定する。この3ビットを8進数表現0~7の数字で設定するとき,次の試行結果から考えて,適切なものはどれか。
〔試行結果〕
① 0を設定したら,読取り,書込み,実行ができなくなってしまった。
② 3を設定したら,読取りと書込みはできたが,実行ができなかった。
③ 7を設定したら,読取り,書込み,実行ができるようになった。
〔試行結果〕
① 0を設定したら,読取り,書込み,実行ができなくなってしまった。
② 3を設定したら,読取りと書込みはできたが,実行ができなかった。
③ 7を設定したら,読取り,書込み,実行ができるようになった。
| ア | 2を設定すると,読取りと実行ができる。 |
|---|---|
| イ | 4を設定すると,実行だけができる。 |
| ウ | 5を設定すると,書込みだけができる。 |
| エ | 6を設定すると,読取りと書込みができる。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
権限は読取り,書込み,実行の三つで,それぞれ1ビットです。8進数の数字は3ビットで表せ,4,2,1の位に分けて考えます。
試行結果の③で7(4+2+1)は全て許可,①で0は全て不許可です。②で3(2+1)は読取りと書込みができて実行ができないので,2と1は読取りと書込みのどちらかに対応し,残った4が実行に対応することが分かります。よって,4を設定すると実行だけができるとする「イ」が正解です。
「ア」は2が読取りか書込みのどちらか一方にしか対応しないため,読取りと実行の両方はできません。
「ウ」の5は4+1で,実行と,読取りまたは書込みの一方です。書込みだけではありません。
「エ」の6は4+2で,実行を含むので,読取りと書込みだけにはなりません。
この問題は,LinuxなどのUNIX系OSでよく使う「パーミッション」設定と同じ考え方です。実際には,読取りが4,書込みが2,実行が1に対応しています。本問は,そのことを知らなくても,試行結果から論理的に推理できるように作られています。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
権限は読取り,書込み,実行の三つで,それぞれ1ビットです。8進数の数字は3ビットで表せ,4,2,1の位に分けて考えます。
試行結果の③で7(4+2+1)は全て許可,①で0は全て不許可です。②で3(2+1)は読取りと書込みができて実行ができないので,2と1は読取りと書込みのどちらかに対応し,残った4が実行に対応することが分かります。よって,4を設定すると実行だけができるとする「イ」が正解です。
「ア」は2が読取りか書込みのどちらか一方にしか対応しないため,読取りと実行の両方はできません。
「ウ」の5は4+1で,実行と,読取りまたは書込みの一方です。書込みだけではありません。
「エ」の6は4+2で,実行を含むので,読取りと書込みだけにはなりません。
この問題は,LinuxなどのUNIX系OSでよく使う「パーミッション」設定と同じ考え方です。実際には,読取りが4,書込みが2,実行が1に対応しています。本問は,そのことを知らなくても,試行結果から論理的に推理できるように作られています。
平成31年春期 問15
IPSの説明はどれか。
| ア | Webサーバなどの負荷を軽減するために,暗号化や復号の処理を高速に行う専用ハードウェア |
|---|---|
| イ | サーバやネットワークへの侵入を防ぐために,不正な通信を検知して遮断する装置 |
| ウ | システムの脆弱性を見つけるために,疑似的に攻撃を行い侵入を試みるツール |
| エ | 認可されていない者による入室を防ぐために,指紋,虹彩などの生体情報を用いて本人認証を行うシステム |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「IPS」(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)とは,ネットワークやサーバへの不正な通信を検知して,自動的に遮断する装置です。建物の入口で不審者を見つけたら,その場で通さないようにする警備員のような存在です。正解は「イ」です。なお,似た名前の「IDS」(侵入検知システム)は,検知して知らせるだけで遮断はしません。
「ア」は,暗号化や復号の処理を高速に行う専用ハードウェアで,「SSLアクセラレータ」などと呼ばれるものの説明です。
「ウ」は,疑似的な攻撃で脆弱性を見つけるツールで,「脆弱性診断ツール」や「ペネトレーションテストツール」のことです。
「エ」は,指紋や虹彩などで本人認証を行う生体認証システムの説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「IPS」(Intrusion Prevention System:侵入防止システム)とは,ネットワークやサーバへの不正な通信を検知して,自動的に遮断する装置です。建物の入口で不審者を見つけたら,その場で通さないようにする警備員のような存在です。正解は「イ」です。なお,似た名前の「IDS」(侵入検知システム)は,検知して知らせるだけで遮断はしません。
「ア」は,暗号化や復号の処理を高速に行う専用ハードウェアで,「SSLアクセラレータ」などと呼ばれるものの説明です。
「ウ」は,疑似的な攻撃で脆弱性を見つけるツールで,「脆弱性診断ツール」や「ペネトレーションテストツール」のことです。
「エ」は,指紋や虹彩などで本人認証を行う生体認証システムの説明です。
平成31年春期 問20
| ア | MACアドレスフィルタリングを設定する。 |
|---|---|
| イ | SSIDには英数字を含む8字以上の文字列を設定する。 |
| ウ | セキュリティ方式にWEPを使用し,十分に長い事前共有鍵を設定する。 |
| エ | セキュリティ方式にWPA2-PSKを使用し,十分に長い事前共有鍵を設定する。 |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
無線LANへの無断接続を防ぐ効果が最も高いのは,安全性の高い暗号方式であるWPA2-PSKを使い,十分に長い事前共有鍵(パスワード)を設定することです。家の鍵を頑丈なものにするイメージです。正解は「エ」です。
「ア」の「MACアドレスフィルタリング」は,許可した機器だけを接続させる機能ですが,通信を盗み見てMACアドレスを知られると,偽装されるおそれがあり,決定的な対策になりません。
「イ」の「SSID」は,アクセスポイントの名前にすぎず,長くしても無断接続を防ぐ効果は小さいです。
「ウ」の「WEP」は,暗号が短時間で解読される脆弱性があり,今では使うべきではない古い方式です。鍵が長くても,方式が弱ければ守れません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
無線LANへの無断接続を防ぐ効果が最も高いのは,安全性の高い暗号方式であるWPA2-PSKを使い,十分に長い事前共有鍵(パスワード)を設定することです。家の鍵を頑丈なものにするイメージです。正解は「エ」です。
「ア」の「MACアドレスフィルタリング」は,許可した機器だけを接続させる機能ですが,通信を盗み見てMACアドレスを知られると,偽装されるおそれがあり,決定的な対策になりません。
「イ」の「SSID」は,アクセスポイントの名前にすぎず,長くしても無断接続を防ぐ効果は小さいです。
「ウ」の「WEP」は,暗号が短時間で解読される脆弱性があり,今では使うべきではない古い方式です。鍵が長くても,方式が弱ければ守れません。
平成31年春期 問22
| ア | 内蔵ストレージにインストールしたOSの利用者アカウントに対して,ログインパスワードを設定する。 |
|---|---|
| イ | 内蔵ストレージに保存したファイルの読取り権限を,ファイルの所有者だけに付与する。 |
| ウ | 利用者PC上でHDDパスワードを設定する。 |
| エ | 利用者PCにBIOSパスワードを設定する。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
内蔵ストレージを抜き取って別のPCに接続すると,元のPCのOSを経由しないので,OSのログインパスワードやファイルの権限設定は全く効きません。金庫の扉に鍵を付けても,金庫ごと運び出されたら中身を見られるのと同じです。対策として有効なのは,ストレージ自体にパスワードを設定するHDDパスワード(ATAパスワード)や,ストレージ全体の暗号化です。正解は「ウ」です。
「ア」のログインパスワードは,OSを起動して使う場面でしか働きません。
「イ」のファイルの読取り権限もOSが管理するので,別のPCでは無効です。
「エ」のBIOSパスワードは,PCの起動や設定変更を制限しますが,ストレージを取り外されると意味がありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
内蔵ストレージを抜き取って別のPCに接続すると,元のPCのOSを経由しないので,OSのログインパスワードやファイルの権限設定は全く効きません。金庫の扉に鍵を付けても,金庫ごと運び出されたら中身を見られるのと同じです。対策として有効なのは,ストレージ自体にパスワードを設定するHDDパスワード(ATAパスワード)や,ストレージ全体の暗号化です。正解は「ウ」です。
「ア」のログインパスワードは,OSを起動して使う場面でしか働きません。
「イ」のファイルの読取り権限もOSが管理するので,別のPCでは無効です。
「エ」のBIOSパスワードは,PCの起動や設定変更を制限しますが,ストレージを取り外されると意味がありません。
平成30年秋期 問17
セキュアブートの説明はどれか。
| ア | BIOSにパスワードを設定し,PC起動時にBIOSのパスワード入力を要求することによって,OSの不正な起動を防ぐ技術 |
|---|---|
| イ | HDDにパスワードを設定し,PC起動時にHDDのパスワード入力を要求することによって,OSの不正な起動を防ぐ技術 |
| ウ | PCの起動時にOSやドライバのデジタル署名を検証し,許可されていないものを実行しないようにすることによって,OS起動前のマルウェアの実行を防ぐ技術 |
| エ | マルウェア対策ソフトをスタートアッププログラムに登録し,OS起動時に自動的にマルウェアスキャンを行うことによって,マルウェアの被害を防ぐ技術 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「セキュアブート」とは,PCの起動時にOSやドライバのデジタル署名を検証し,許可されていないものを実行しないようにする仕組みです。これにより,OSが起動する前に動くマルウェアを防ぎます。したがって「ウ」が正解です。
「ア」はBIOSパスワード,「イ」はHDDパスワードの説明で,どちらも起動時にパスワード入力を求める方法です。起動を許可された人に限る対策ではありますが,プログラムの正当性を検証する仕組みではありません。
「エ」は,マルウェア対策ソフトの自動起動の説明で,OSの起動後に動くため,起動前のマルウェアは防げません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「セキュアブート」とは,PCの起動時にOSやドライバのデジタル署名を検証し,許可されていないものを実行しないようにする仕組みです。これにより,OSが起動する前に動くマルウェアを防ぎます。したがって「ウ」が正解です。
「ア」はBIOSパスワード,「イ」はHDDパスワードの説明で,どちらも起動時にパスワード入力を求める方法です。起動を許可された人に限る対策ではありますが,プログラムの正当性を検証する仕組みではありません。
「エ」は,マルウェア対策ソフトの自動起動の説明で,OSの起動後に動くため,起動前のマルウェアは防げません。
平成30年秋期 問20
公衆無線LANのアクセスポイントを設置するときのセキュリティ対策と効果の組みのうち,適切なものはどれか。
| セキュリティ対策 | 効果 | |
| ア | MACアドレスフィルタリングを設定する。 | 正規の端末のMACアドレスに偽装した攻撃者の端末からの接続を遮断し,利用者のなりすましを防止する。 |
| イ | SSIDを暗号化する。 | SSIDを秘匿して,SSIDの盗聴を防止する。 |
| ウ | 自社がレジストラに登録したドメインを,アクセスポイントのSSIDに設定する。 | 正規のアクセスポイントと同一のSSIDを設定した,悪意のあるアクセスポイントの設置を防止する。 |
| エ | 同一のアクセスポイントに無線で接続している端末同士の通信を,アクセスポイントで遮断する。 | 同一のアクセスポイントに無線で接続している他の端末に,公衆無線LANの利用者がアクセスポイントを経由して無断でアクセスすることを防止する。 |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
公衆無線LANでは,同じアクセスポイントにつないだ他の利用者から,自分の端末へ無断でアクセスされるおそれがあります。これを防ぐため,アクセスポイントで端末同士の通信を遮断する機能(プライバシーセパレータ)を設定します。したがって「エ」が正解です。
「ア」について,MACアドレスは偽装できるので,フィルタリングだけでは,なりすましを確実に防げません。
「イ」について,SSIDは暗号化されず,秘匿しても盗聴を完全には防げません。
「ウ」は,自社のドメイン名をSSIDにしても,同じSSIDの偽アクセスポイントを設置することは防げません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
公衆無線LANでは,同じアクセスポイントにつないだ他の利用者から,自分の端末へ無断でアクセスされるおそれがあります。これを防ぐため,アクセスポイントで端末同士の通信を遮断する機能(プライバシーセパレータ)を設定します。したがって「エ」が正解です。
「ア」について,MACアドレスは偽装できるので,フィルタリングだけでは,なりすましを確実に防げません。
「イ」について,SSIDは暗号化されず,秘匿しても盗聴を完全には防げません。
「ウ」は,自社のドメイン名をSSIDにしても,同じSSIDの偽アクセスポイントを設置することは防げません。
平成30年秋期 問24
伝達したいメッセージを画像データなどのコンテンツに埋め込み,埋め込んだメッセージの存在を秘匿する技術はどれか。
| ア | CAPTCHA |
|---|---|
| イ | クリックジャッキング |
| ウ | ステガノグラフィ |
| エ | ストレッチング |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ステガノグラフィ」とは,メッセージを画像や音声などのコンテンツに埋め込み,メッセージの存在そのものを隠す技術です。暗号が「内容を読めなくする」技術なのに対し,ステガノグラフィは「あること自体を気付かせない」技術です。したがって「ウ」が正解です。
「ア」の「CAPTCHA」は,歪んだ文字の読み取りなどで,人間か機械かを判別する仕組みです。
「イ」の「クリックジャッキング」は,透明なボタンなどを重ねて,利用者に意図しない操作をさせる攻撃です。
「エ」の「ストレッチング」は,ハッシュ化を繰り返してパスワードの解読に時間がかかるようにする対策です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ステガノグラフィ」とは,メッセージを画像や音声などのコンテンツに埋め込み,メッセージの存在そのものを隠す技術です。暗号が「内容を読めなくする」技術なのに対し,ステガノグラフィは「あること自体を気付かせない」技術です。したがって「ウ」が正解です。
「ア」の「CAPTCHA」は,歪んだ文字の読み取りなどで,人間か機械かを判別する仕組みです。
「イ」の「クリックジャッキング」は,透明なボタンなどを重ねて,利用者に意図しない操作をさせる攻撃です。
「エ」の「ストレッチング」は,ハッシュ化を繰り返してパスワードの解読に時間がかかるようにする対策です。
平成30年秋期 問30
| ア | ブラックリストは,脆弱性があるWebサイトのIPアドレスを登録したものであり,該当するIPアドレスからの通信を遮断する。 |
|---|---|
| イ | ブラックリストは,問題がある通信データパターンを定義したものであり,該当する通信を遮断する。 |
| ウ | ホワイトリストは,暗号化された受信データをどのように復号するかを定義したものであり,復号鍵が登録されていないデータを遮断する。 |
| エ | ホワイトリストは,脆弱性がないWebサイトのFQDNを登録したものであり,登録がないWebサイトへの通信を遮断する。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
「WAF」(Web Application Firewall)は,Webアプリケーションへの攻撃を検知,遮断する製品です。ブラックリスト方式は,問題のある通信データのパターンを定義しておき,それに該当する通信を遮断します。したがって「イ」が正解です。
「ア」は,ブラックリストに登録するのは攻撃のパターンなどであり,脆弱性のあるWebサイトのIPアドレスではありません。
「ウ」について,ホワイトリストは,許可する通信のパターンを定義し,それ以外を遮断するもので,復号の方法を定義するものではありません。
「エ」は,ホワイトリストが登録するのは,許可する正常な通信の内容であり,脆弱性のないWebサイトのFQDNではありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
同一問題 : 〔平29春問29〕
解説 : 「WAF」(Web Application Firewall)は,Webアプリケーションへの攻撃を検知,遮断する製品です。ブラックリスト方式は,問題のある通信データのパターンを定義しておき,それに該当する通信を遮断します。したがって「イ」が正解です。
「ア」は,ブラックリストに登録するのは攻撃のパターンなどであり,脆弱性のあるWebサイトのIPアドレスではありません。
「ウ」について,ホワイトリストは,許可する通信のパターンを定義し,それ以外を遮断するもので,復号の方法を定義するものではありません。
「エ」は,ホワイトリストが登録するのは,許可する正常な通信の内容であり,脆弱性のないWebサイトのFQDNではありません。
平成30年春期 問9
| ア | LANアナライザがパケットを破棄してしまうので,測定中は測定対象外のコンピュータの利用を制限しておく必要がある。 |
|---|---|
| イ | LANアナライザはネットワークを通過するパケットを表示できるので,盗聴などに悪用されないように注意する必要がある。 |
| ウ | 障害発生に備えて,ネットワーク利用者に対してLANアナライザの保管場所と使用方法を周知しておく必要がある。 |
| エ | 測定に当たって,LANケーブルを一時的に抜く必要があるので,ネットワーク利用者に対して測定日を事前に知らせておく必要がある。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ミラーポート」とはスイッチを流れる通信のコピーを出力する機能で,LANアナライザはそのコピーを取り込んで中身を表示する装置です。ネットワークを流れる通信の中身が見えてしまうので,盗聴などに悪用されないよう,管理や利用を厳しく制限する必要があります。正解は「イ」です。
「ア」は,LANアナライザが通信を破棄してしまうという内容ですが,LANアナライザは通信のコピーを受け取って見るだけで,通信を邪魔することはなく,利用制限も要りません。
「ウ」は,利用者全員に保管場所と使い方を知らせるとしていますが,これは悪用の危険を高めるので逆効果です。
「エ」は,ケーブルを抜く必要があるとしていますが,ミラーポートを使えば通信を止めずに測定できます。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ミラーポート」とはスイッチを流れる通信のコピーを出力する機能で,LANアナライザはそのコピーを取り込んで中身を表示する装置です。ネットワークを流れる通信の中身が見えてしまうので,盗聴などに悪用されないよう,管理や利用を厳しく制限する必要があります。正解は「イ」です。
「ア」は,LANアナライザが通信を破棄してしまうという内容ですが,LANアナライザは通信のコピーを受け取って見るだけで,通信を邪魔することはなく,利用制限も要りません。
「ウ」は,利用者全員に保管場所と使い方を知らせるとしていますが,これは悪用の危険を高めるので逆効果です。
「エ」は,ケーブルを抜く必要があるとしていますが,ミラーポートを使えば通信を止めずに測定できます。
平成30年春期 問11
| ア | PCが電力線通信(PLC)からマルウェアに感染することを防ぐ。 |
|---|---|
| イ | サーバと端末間の通信における情報漏えいを防ぐ。 |
| ウ | 電源の瞬断に起因するデータの破損を防ぐ。 |
| エ | 電子メールの内容が改ざんされることを防ぐ。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「UPS」(無停電電源装置)は,停電や電圧の急な低下が起きたときに,内蔵のバッテリーから電力を供給し続ける装置です。電源が一瞬途切れる瞬断が起きても,コンピュータの動作を維持できるので,書込み中のデータが壊れることを防げます。これは,情報が使えなくなる危険を減らす可用性の対策です。正解は「ウ」です。
「ア」の電力線通信を経由するマルウェア感染の防止,「イ」のサーバと端末間の通信の情報漏えいの防止,「エ」の電子メールの改ざんの防止は,いずれも電源の問題ではなく,ウイルス対策ソフトや暗号化,ディジタル署名などの役割です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「UPS」(無停電電源装置)は,停電や電圧の急な低下が起きたときに,内蔵のバッテリーから電力を供給し続ける装置です。電源が一瞬途切れる瞬断が起きても,コンピュータの動作を維持できるので,書込み中のデータが壊れることを防げます。これは,情報が使えなくなる危険を減らす可用性の対策です。正解は「ウ」です。
「ア」の電力線通信を経由するマルウェア感染の防止,「イ」のサーバと端末間の通信の情報漏えいの防止,「エ」の電子メールの改ざんの防止は,いずれも電源の問題ではなく,ウイルス対策ソフトや暗号化,ディジタル署名などの役割です。
平成30年春期 問12
WAFの説明はどれか。
| ア | Webサイトに対するアクセス内容を監視し,攻撃とみなされるパターンを検知したときに当該アクセスを遮断する。 |
|---|---|
| イ | Wi-Fiアライアンスが認定した無線LANの暗号化方式の規格であり,AES暗号に対応している。 |
| ウ | 様々なシステムの動作ログを一元的に蓄積,管理し,セキュリティ上の脅威となる事象をいち早く検知,分析する。 |
| エ | ファイアウォール機能を有し,マルウェア対策機能,侵入検知機能などの複数のセキュリティ機能を連携させ,統合的に管理する。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)は,Webアプリケーションへの通信の中身を調べて,SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃に当たるパターンを見つけたら,その通信を遮断するセキュリティ製品です。正解は「ア」です。
「イ」は,Wi-Fiアライアンスが認定し,AES暗号に対応した無線LANの暗号化規格のことで,WPA2などを指します。
「ウ」は,さまざまな機器のログを集めて分析し,脅威をいち早く検知する仕組みで,「SIEM」の説明です。
「エ」は,ファイアウォールやマルウェア対策,侵入検知などを一つにまとめて管理する製品で,「UTM」(統合脅威管理)の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)は,Webアプリケーションへの通信の中身を調べて,SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃に当たるパターンを見つけたら,その通信を遮断するセキュリティ製品です。正解は「ア」です。
「イ」は,Wi-Fiアライアンスが認定し,AES暗号に対応した無線LANの暗号化規格のことで,WPA2などを指します。
「ウ」は,さまざまな機器のログを集めて分析し,脅威をいち早く検知する仕組みで,「SIEM」の説明です。
「エ」は,ファイアウォールやマルウェア対策,侵入検知などを一つにまとめて管理する製品で,「UTM」(統合脅威管理)の説明です。
平成30年春期 問13
サーバへの侵入を防止するのに有効な対策はどれか。
| ア | サーバ上にあるファイルのフィンガプリントを保存する。 |
|---|---|
| イ | サーバ上の不要なサービスを停止する。 |
| ウ | サーバのバックアップを定期的に取得する。 |
| エ | サーバを冗長化して耐故障性を高める。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
サーバへの侵入を防ぐには,攻撃の入口を減らすことが有効です。使っていないサービスが動いたままだと,そこが弱点になって侵入されるおそれがあるので,不要なサービスを停止するのは有効な予防策です。正解は「イ」です。
「ア」のファイルのフィンガプリント(ハッシュ値)の保存は,ファイルが改ざんされたことを後から検知するための対策で,侵入そのものは防げません。
「ウ」のバックアップの定期取得は,被害を受けた後に元に戻すための対策です。
「エ」のサーバの冗長化は,故障に強くするための対策です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
サーバへの侵入を防ぐには,攻撃の入口を減らすことが有効です。使っていないサービスが動いたままだと,そこが弱点になって侵入されるおそれがあるので,不要なサービスを停止するのは有効な予防策です。正解は「イ」です。
「ア」のファイルのフィンガプリント(ハッシュ値)の保存は,ファイルが改ざんされたことを後から検知するための対策で,侵入そのものは防げません。
「ウ」のバックアップの定期取得は,被害を受けた後に元に戻すための対策です。
「エ」のサーバの冗長化は,故障に強くするための対策です。
平成30年春期 問15
A社では,インターネットを介して提供される複数のクラウドサービスを,共用PCから利用している。共用PCの利用者IDは従業員の間で共用しているが,クラウドサービスの利用者IDは従業員ごとに異なるものを使用している。クラウドサービスのパスワードの管理方法のうち,本人以外の者による不正なログインの防止の観点から,適切なものはどれか。
| ア | 各従業員が指紋認証で保護されたスマートフォンをもち,スマートフォン上の信頼できるパスワード管理アプリケーションに各自のパスワードを記録する。 |
|---|---|
| イ | 各従業員が複雑で推測が難しいパスワードを一つ定め,どのクラウドサービスでも,そのパスワードを設定する。 |
| ウ | パスワードを共用PCのWebブラウザに記憶させ,次回以降に自動入力されるように設定する。 |
| エ | パスワードを平文のテキストファイル形式で記録し,共用PCのOSのデスクトップに保存する。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
解説 :
共用PCでクラウドサービスを使う場合,パスワードを他人に知られないように管理することが大切です。指紋認証で守られた自分のスマートフォンにあるパスワード管理アプリに,サービスごとのパスワードを記録しておけば,本人以外は見られず,サービスごとに別のパスワードも使えます。正解は「ア」です。
「イ」は,全てのサービスで同じパスワードを使い回すので,一つが漏れると全部が危険になります。
「ウ」は,共用PCのブラウザにパスワードを記憶させるので,PCを使う他の従業員が自動入力でログインできてしまいます。
「エ」は,平文のテキストファイルをデスクトップに置くので,誰でも見られます。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
解説 :
共用PCでクラウドサービスを使う場合,パスワードを他人に知られないように管理することが大切です。指紋認証で守られた自分のスマートフォンにあるパスワード管理アプリに,サービスごとのパスワードを記録しておけば,本人以外は見られず,サービスごとに別のパスワードも使えます。正解は「ア」です。
「イ」は,全てのサービスで同じパスワードを使い回すので,一つが漏れると全部が危険になります。
「ウ」は,共用PCのブラウザにパスワードを記憶させるので,PCを使う他の従業員が自動入力でログインできてしまいます。
「エ」は,平文のテキストファイルをデスクトップに置くので,誰でも見られます。
平成30年春期 問16
| ア | ワーム検体と同一のワーム |
|---|---|
| イ | ワーム検体と特徴あるコード列が同じワーム |
| ウ | ワーム検体とファイルサイズが同じワーム |
| エ | ワーム検体の亜種に該当するワーム |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
ハッシュ値は,ファイルの中身から計算される固定長の値で,中身が1文字でも違えば全く別の値になります。ハッシュ値をデータベースと照合する方式で見つけられるのは,既知のワーム検体と中身が完全に同じワームだけです。正解は「ア」です。
「イ」の特徴的なコード列が同じワームは,コードの一部が同じでも全体のハッシュ値は異なるので見つけられません。
「ウ」のファイルサイズが同じワームも,サイズが同じでも中身が違えばハッシュ値は一致しません。
「エ」の亜種も,少しでも中身が変えられていればハッシュ値が変わるので,この方式では検知できません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
ハッシュ値は,ファイルの中身から計算される固定長の値で,中身が1文字でも違えば全く別の値になります。ハッシュ値をデータベースと照合する方式で見つけられるのは,既知のワーム検体と中身が完全に同じワームだけです。正解は「ア」です。
「イ」の特徴的なコード列が同じワームは,コードの一部が同じでも全体のハッシュ値は異なるので見つけられません。
「ウ」のファイルサイズが同じワームも,サイズが同じでも中身が違えばハッシュ値は一致しません。
「エ」の亜種も,少しでも中身が変えられていればハッシュ値が変わるので,この方式では検知できません。
平成30年春期 問17
A社では,利用しているソフトウェア製品の脆弱性に対して,ベンダから提供された最新のセキュリティパッチを適用することを決定した。ソフトウェア製品がインストールされている組織内のPCやサーバについて,セキュリティパッチの適用漏れを防ぎたい。そのために有効なものはどれか。
| ア | ソフトウェア製品の脆弱性の概要や対策の情報が蓄積された脆弱性対策情報データベース(JVN iPedia) |
|---|---|
| イ | ソフトウェア製品の脆弱性の特性や深刻度を評価するための基準を提供する共通脆弱性評価システム(CVSS) |
| ウ | ソフトウェア製品のソースコードを保存し,ソースコードへのアクセス権と変更履歴を管理するソースコード管理システム |
| エ | ソフトウェア製品の名称やバージョン,それらが導入されている機器の所在,IPアドレスを管理するIT資産管理システム |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
セキュリティパッチの適用漏れを防ぐには,どの機器に,どのソフトウェアのどのバージョンが入っているのかを,把握しておく必要があります。IT資産管理システムは,ソフトウェアの名称やバージョン,機器の場所,IPアドレスなどを管理するので,パッチを当てるべき機器を漏れなく洗い出せます。正解は「エ」です。
「ア」の「JVN iPedia」は,脆弱性の情報を調べるためのデータベースで,自社の機器の状況はわかりません。
「イ」の「CVSS」は,脆弱性の深刻度を評価する基準で,適用漏れの防止とは別の話です。
「ウ」の「ソースコード管理システム」は,プログラムの開発を管理するもので,導入済み製品の管理には使えません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
セキュリティパッチの適用漏れを防ぐには,どの機器に,どのソフトウェアのどのバージョンが入っているのかを,把握しておく必要があります。IT資産管理システムは,ソフトウェアの名称やバージョン,機器の場所,IPアドレスなどを管理するので,パッチを当てるべき機器を漏れなく洗い出せます。正解は「エ」です。
「ア」の「JVN iPedia」は,脆弱性の情報を調べるためのデータベースで,自社の機器の状況はわかりません。
「イ」の「CVSS」は,脆弱性の深刻度を評価する基準で,適用漏れの防止とは別の話です。
「ウ」の「ソースコード管理システム」は,プログラムの開発を管理するもので,導入済み製品の管理には使えません。
平成30年春期 問18
社内ネットワークとインターネットの接続点に,ステートフルインスペクション機能をもたない,静的なパケットフィルタリング型のファイアウォールを設置している。このネットワーク構成において,社内のPCからインターネット上のSMTPサーバに電子メールを送信できるようにするとき,ファイアウォールで通過を許可するTCPパケットのポート番号の組合せはどれか。ここで,SMTP通信には,デフォルトのポート番号を使うものとする。
| 送信元 | 宛先 | 送信元 ポート番号 | 宛先 ポート番号 | |
| ア | PC | SMTPサーバ | 25 | 1024以上 |
| SMTPサーバ | PC | 1024以上 | 25 | |
| イ | PC | SMTPサーバ | 110 | 1024以上 |
| SMTPサーバ | PC | 1024以上 | 110 | |
| ウ | PC | SMTPサーバ | 1024以上 | 25 |
| SMTPサーバ | PC | 25 | 1024以上 | |
| エ | PC | SMTPサーバ | 1024以上 | 110 |
| SMTPサーバ | PC | 110 | 1024以上 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
メールを送信するときのプロトコルはSMTPで,デフォルトの宛先ポート番号は25番です。PCから送るときの送信元ポート番号は,1024以上の中から自動で割り当てられます。
ステートフルインスペクションがない静的なパケットフィルタリングでは,行きの通信だけでなく,戻りの通信も許可する設定が必要です。戻りでは,送信元と宛先が逆になり,送信元が25番,宛先が1024以上になります。この両方がそろっているのは「ウ」です。
「ア」は,行きの送信元が25番になっていて,PCからの通信としておかしい形です。「イ」と「エ」は,110番が登場しますが,これはメールを受信するPOP3のポート番号なので,送信には使いません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
メールを送信するときのプロトコルはSMTPで,デフォルトの宛先ポート番号は25番です。PCから送るときの送信元ポート番号は,1024以上の中から自動で割り当てられます。
ステートフルインスペクションがない静的なパケットフィルタリングでは,行きの通信だけでなく,戻りの通信も許可する設定が必要です。戻りでは,送信元と宛先が逆になり,送信元が25番,宛先が1024以上になります。この両方がそろっているのは「ウ」です。
「ア」は,行きの送信元が25番になっていて,PCからの通信としておかしい形です。「イ」と「エ」は,110番が登場しますが,これはメールを受信するPOP3のポート番号なので,送信には使いません。
平成29年秋期 問13
情報システムにおいて,秘密情報を判別し,秘密情報の漏えいにつながる操作に対して警告を発令したり,その操作を自動的に無効化させたりするものはどれか。
| ア | DLP |
|---|---|
| イ | DMZ |
| ウ | IDS |
| エ | IPS |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「DLP」(Data Loss Prevention)は,秘密情報を判別し,持ち出しや外部送信といった漏えいにつながる操作を検知して,警告を出したり自動で止めたりする仕組みです。したがって「ア」が正解です。
「イ」の「DMZ」は,外部と社内LANの間に設ける緩衝地帯となるネットワーク領域です。
「ウ」の「IDS」は,不正侵入を検知して通知する仕組みで,遮断まではしません。
「エ」の「IPS」は,不正な通信を検知して遮断する仕組みですが,守る対象は不正な攻撃であって,秘密情報の中身を判別して漏えいを防ぐものではありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「DLP」(Data Loss Prevention)は,秘密情報を判別し,持ち出しや外部送信といった漏えいにつながる操作を検知して,警告を出したり自動で止めたりする仕組みです。したがって「ア」が正解です。
「イ」の「DMZ」は,外部と社内LANの間に設ける緩衝地帯となるネットワーク領域です。
「ウ」の「IDS」は,不正侵入を検知して通知する仕組みで,遮断まではしません。
「エ」の「IPS」は,不正な通信を検知して遮断する仕組みですが,守る対象は不正な攻撃であって,秘密情報の中身を判別して漏えいを防ぐものではありません。
平成29年秋期 問14
| ア | 隔離された仮想環境でファイルを実行して,C&Cサーバへの通信などの振る舞いを監視する。 |
|---|---|
| イ | 様々な機器から集められたログを総合的に分析し,管理者による分析を支援する。 |
| ウ | ネットワーク上の様々な通信機器を集中的に制御し,ネットワーク構成やセキュリティ設定などを動的に変更する。 |
| エ | パケットのヘッダ情報の検査だけではなく,通信が行われるアプリケーションを識別して,通信の制御を行う。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「SIEM」(Security Information and Event Management,シーム)は,ファイアウォールやサーバ,ネットワーク機器など,さまざまな機器のログを一か所に集めて相関的に分析し,異常や攻撃の兆候を見つけて管理者の分析を支援する仕組みです。したがって「イ」が正解です。
「ア」は,隔離された仮想環境でファイルを実行して振る舞いを調べる「サンドボックス」の説明です。
「ウ」は,ネットワーク機器を集中的に制御して構成を動的に変更する「SDN」(Software-Defined Network)の説明です。
「エ」は,通信するアプリケーションを識別して制御する「次世代ファイアウォール」(NGFW)の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「SIEM」(Security Information and Event Management,シーム)は,ファイアウォールやサーバ,ネットワーク機器など,さまざまな機器のログを一か所に集めて相関的に分析し,異常や攻撃の兆候を見つけて管理者の分析を支援する仕組みです。したがって「イ」が正解です。
「ア」は,隔離された仮想環境でファイルを実行して振る舞いを調べる「サンドボックス」の説明です。
「ウ」は,ネットワーク機器を集中的に制御して構成を動的に変更する「SDN」(Software-Defined Network)の説明です。
「エ」は,通信するアプリケーションを識別して制御する「次世代ファイアウォール」(NGFW)の説明です。
平成29年秋期 問19
| ア | アクセスポイントがもつDHCPサーバ機能において,参加者の端末に対して動的に割り当てるIPアドレスの範囲をセミナごとに変更する。 |
|---|---|
| イ | アクセスポイントがもつURLフィルタリング機能において,参加者の端末に対する条件をセミナごとに変更する。 |
| ウ | アクセスポイントがもつ認証機能において,参加者の端末とアクセスポイントとの間で事前に共有する鍵をセミナごとに変更する。 |
| エ | アクセスポイントがもつプライバシセパレータ機能において,参加者の端末へのアクセス制限をセミナごとに変更する。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
無線LANのアクセスポイントに接続できるのは,事前共有鍵(パスフレーズ)を知っている端末だけです。セミナーごとに事前共有鍵を変更すれば,過去の参加者や関係のない人が,以前に教わった鍵でアクセスポイントに接続することを防げます。したがって「ウ」が正解です。
「ア」のIPアドレスの範囲の変更は,接続の可否とは関係ありません。
「イ」のURLフィルタリングは,接続後に閲覧できるサイトを制限するものです。
「エ」のプライバシーセパレータは,接続した端末同士の通信を禁止する機能で,接続自体を防ぐものではありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
無線LANのアクセスポイントに接続できるのは,事前共有鍵(パスフレーズ)を知っている端末だけです。セミナーごとに事前共有鍵を変更すれば,過去の参加者や関係のない人が,以前に教わった鍵でアクセスポイントに接続することを防げます。したがって「ウ」が正解です。
「ア」のIPアドレスの範囲の変更は,接続の可否とは関係ありません。
「イ」のURLフィルタリングは,接続後に閲覧できるサイトを制限するものです。
「エ」のプライバシーセパレータは,接続した端末同士の通信を禁止する機能で,接続自体を防ぐものではありません。
平成29年秋期 問20
WAFの説明として,適切なものはどれか。
| ア | DMZに設置されているWebサーバへの侵入を外部から実際に試みる。 |
|---|---|
| イ | TLSによる暗号化と復号の処理をWebサーバではなく専用のハードウェアで行うことによって,WebサーバのCPU負荷を軽減するために導入する。 |
| ウ | システム管理者が質問に答える形式で,自組織の情報セキュリティ対策のレベルを診断する。 |
| エ | 特徴的なパターンが含まれるかなどWebアプリケーションへの通信内容を検査して,不正な通信を遮断する。 |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)とは,Webアプリケーションへの通信の内容を検査し,SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどに見られる特徴的なパターンを含む不正な通信を遮断する仕組みです。したがって「エ」が正解です。
「ア」は,実際に侵入を試みて弱点を探す「ペネトレーションテスト」の説明です。
「イ」は,TLSの暗号化と復号の処理を専用装置に任せてサーバの負荷を減らす,「SSLアクセラレータ」などの説明です。
「ウ」は,質問に答える形式でセキュリティ対策のレベルを診断する,「自己診断チェック」の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)とは,Webアプリケーションへの通信の内容を検査し,SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどに見られる特徴的なパターンを含む不正な通信を遮断する仕組みです。したがって「エ」が正解です。
「ア」は,実際に侵入を試みて弱点を探す「ペネトレーションテスト」の説明です。
「イ」は,TLSの暗号化と復号の処理を専用装置に任せてサーバの負荷を減らす,「SSLアクセラレータ」などの説明です。
「ウ」は,質問に答える形式でセキュリティ対策のレベルを診断する,「自己診断チェック」の説明です。
平成29年秋期 問30
ファジングの説明はどれか。
| ア | 社内ネットワークへの接続を要求するPCに対して,マルウェア感染の有無を検査し,セキュリティ要件を満たすPCだけに接続を許可する。 |
|---|---|
| イ | ソースコードの構文を機械的にチェックし,特定のパターンとマッチングさせることによって,ソフトウェアの脆弱性を自動的に検出する。 |
| ウ | ソースコードを閲読しながら,チェックリストに従いソフトウェアの脆弱性を検出する。 |
| エ | 問題を引き起こしそうな多様なデータを自動生成し,ソフトウェアに入力したときのソフトウェアの応答や挙動から脆弱性を検出する。 |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ファジング」(fuzzing)とは,問題を引き起こしそうな,さまざまなデータを自動的に大量に作ってソフトウェアに入力し,その応答や挙動から脆弱性を見つける手法です。実際にソフトを動かして調べる動的なテストです。したがって「エ」が正解です。
「ア」は,社内ネットワークへの接続前にPCを検査する「検疫ネットワーク」の説明です。
「イ」は,ソースコードを機械的にチェックする「静的解析」の説明です。
「ウ」は,人がソースコードを読んで確認する「コードレビュー」の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ファジング」(fuzzing)とは,問題を引き起こしそうな,さまざまなデータを自動的に大量に作ってソフトウェアに入力し,その応答や挙動から脆弱性を見つける手法です。実際にソフトを動かして調べる動的なテストです。したがって「エ」が正解です。
「ア」は,社内ネットワークへの接続前にPCを検査する「検疫ネットワーク」の説明です。
「イ」は,ソースコードを機械的にチェックする「静的解析」の説明です。
「ウ」は,人がソースコードを読んで確認する「コードレビュー」の説明です。
平成29年春期 問13
NIDS(ネットワーク型IDS)を導入する目的はどれか。
| ア | 管理下のネットワークへの侵入の試みを検知し,管理者に通知する。 |
|---|---|
| イ | 実際にネットワークを介してWebサイトを攻撃し,侵入できるかどうかを検査する。 |
| ウ | ネットワークからの攻撃が防御できないときの損害の大きさを判定する。 |
| エ | ネットワークに接続されたサーバに格納されているファイルが改ざんされたかどうかを判定する。 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「NIDS」(Network-based Intrusion Detection System)とは,ネットワーク上を流れる通信を監視し,不正な侵入や攻撃の兆候を検知して管理者に知らせる仕組みです。建物でいえば,不審者を見つけて警報を鳴らす監視カメラや警報装置のような存在です。したがって正解は「ア」です。
「イ」は,実際に攻撃を試みて侵入できるかを調べる『ペネトレーションテスト』の説明です。
「ウ」は,防御できなかったときの損害の大きさを判定するもので,リスク分析に近い内容です。
「エ」は,サーバ上のファイルが改ざんされたかを調べるもので,ホスト型の『ファイル完全性チェック』の役割です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「NIDS」(Network-based Intrusion Detection System)とは,ネットワーク上を流れる通信を監視し,不正な侵入や攻撃の兆候を検知して管理者に知らせる仕組みです。建物でいえば,不審者を見つけて警報を鳴らす監視カメラや警報装置のような存在です。したがって正解は「ア」です。
「イ」は,実際に攻撃を試みて侵入できるかを調べる『ペネトレーションテスト』の説明です。
「ウ」は,防御できなかったときの損害の大きさを判定するもので,リスク分析に近い内容です。
「エ」は,サーバ上のファイルが改ざんされたかを調べるもので,ホスト型の『ファイル完全性チェック』の役割です。
平成29年春期 問14
| ア | アクセスログの定期的な確認と解析 |
|---|---|
| イ | ウイルス対策ソフトの導入 |
| ウ | 重要なデータのバックアップ |
| エ | ノートPCのHDD暗号化 |
答え : ア
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
解説 :
「内部不正」とは,社員や委託先など,正規にアクセス権を持つ人が行う不正です。外部からの攻撃と違い,通常の権限でデータにアクセスできるため,見つけにくいという特徴があります。そこで,誰がいつどのデータにアクセスしたかというアクセスログを定期的に確認・解析することが,不審な行動を早期に発見するのに有効です。したがって正解は「ア」です。
「イ」のウイルス対策ソフトは,マルウェアの検知には有効ですが,正規の権限を持つ人の不正な持ち出しは検知できません。
「ウ」のバックアップは,データが失われたときの復旧のための対策で,漏えいの発見には役立ちません。
「エ」のHDD暗号化は,PCの紛失や盗難への備えで,内部者の不正の発見とは別の対策です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
解説 :
「内部不正」とは,社員や委託先など,正規にアクセス権を持つ人が行う不正です。外部からの攻撃と違い,通常の権限でデータにアクセスできるため,見つけにくいという特徴があります。そこで,誰がいつどのデータにアクセスしたかというアクセスログを定期的に確認・解析することが,不審な行動を早期に発見するのに有効です。したがって正解は「ア」です。
「イ」のウイルス対策ソフトは,マルウェアの検知には有効ですが,正規の権限を持つ人の不正な持ち出しは検知できません。
「ウ」のバックアップは,データが失われたときの復旧のための対策で,漏えいの発見には役立ちません。
「エ」のHDD暗号化は,PCの紛失や盗難への備えで,内部者の不正の発見とは別の対策です。
平成29年春期 問15
ディジタルフォレンジックスの説明として,適切なものはどれか。
| ア | あらかじめ設定した運用基準に従って,メールサーバを通過する送受信メールをフィルタリングすること |
|---|---|
| イ | 外部からの攻撃や不正なアクセスからサーバを防御すること |
| ウ | 磁気ディスクなどの書換え可能な記憶媒体を廃棄する前に,単に初期化するだけではデータを復元できる可能性があるので,任意のデータ列で上書きすること |
| エ | 不正アクセスなどコンピュータに関する犯罪に対してデータの法的な証拠性を確保できるように,原因究明に必要なデータの保全,収集,分析をすること |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ディジタルフォレンジックス」とは,不正アクセスなどのコンピュータ犯罪が起きたときに,原因究明や法的な証拠として使えるよう,データを保全・収集・分析する手法や技術のことです。警察の鑑識活動のデジタル版だと考えると分かりやすいです。したがって正解は「エ」です。
「ア」は,メールサーバを通るメールを運用基準に沿って振り分ける『メールフィルタリング』の説明です。
「イ」は,外部からの攻撃や不正アクセスからサーバを守る『ファイアウォール』などの防御策です。
「ウ」は,記憶媒体を廃棄する前にデータを上書きして復元できなくする『データ消去』の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ディジタルフォレンジックス」とは,不正アクセスなどのコンピュータ犯罪が起きたときに,原因究明や法的な証拠として使えるよう,データを保全・収集・分析する手法や技術のことです。警察の鑑識活動のデジタル版だと考えると分かりやすいです。したがって正解は「エ」です。
「ア」は,メールサーバを通るメールを運用基準に沿って振り分ける『メールフィルタリング』の説明です。
「イ」は,外部からの攻撃や不正アクセスからサーバを守る『ファイアウォール』などの防御策です。
「ウ」は,記憶媒体を廃棄する前にデータを上書きして復元できなくする『データ消去』の説明です。
平成29年春期 問17
1台のファイアウォールによって,外部セグメント,DMZ,内部セグメントの三つのセグメントに分割されたネットワークがある。このネットワークにおいて,Webサーバと,重要なデータをもつデータベースサーバから成るシステムを使って,利用者向けのサービスをインターネットに公開する場合,インターネットからの不正アクセスから重要なデータを保護するためのサーバの設置方法のうち,最も適切なものはどれか。ここで,ファイアウォールでは,外部セグメントとDMZとの間及びDMZと内部セグメントとの間の通信は特定のプロトコルだけを許可し,外部セグメントと内部セグメントとの間の直接の通信は許可しないものとする。
| ア | WebサーバとデータベースサーバをDMZに設置する。 |
|---|---|
| イ | Webサーバとデータベースサーバを内部セグメントに設置する。 |
| ウ | WebサーバをDMZに,データベースサーバを内部セグメントに設置する。 |
| エ | Webサーバを外部セグメントに,データベースサーバをDMZに設置する。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「DMZ」(非武装地帯)とは,外部のネットワークと内部のネットワークの中間に置く区画です。インターネットに公開するWebサーバはDMZに置き,重要なデータを持つデータベースサーバは,外部から直接つながらない内部セグメントに置くのが基本です。
万が一Webサーバが乗っ取られても,ファイアウォールが間に入るため,データベースサーバまで被害が広がりにくくなります。したがって正解は「ウ」です。
「ア」は,重要なデータを持つデータベースサーバまでDMZに置くので,外部から攻撃されるリスクが高まります。
「イ」は,Webサーバが内部にあり,公開サーバが社内への侵入口になるので不適切です。
「エ」は,WebサーバがDMZの外側にあって無防備な上,重要なDBまでDMZにあるので最も危険です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「DMZ」(非武装地帯)とは,外部のネットワークと内部のネットワークの中間に置く区画です。インターネットに公開するWebサーバはDMZに置き,重要なデータを持つデータベースサーバは,外部から直接つながらない内部セグメントに置くのが基本です。
万が一Webサーバが乗っ取られても,ファイアウォールが間に入るため,データベースサーバまで被害が広がりにくくなります。したがって正解は「ウ」です。
「ア」は,重要なデータを持つデータベースサーバまでDMZに置くので,外部から攻撃されるリスクが高まります。
「イ」は,Webサーバが内部にあり,公開サーバが社内への侵入口になるので不適切です。
「エ」は,WebサーバがDMZの外側にあって無防備な上,重要なDBまでDMZにあるので最も危険です。
平成28年秋期 問13
会社や団体が,自組織の従業員に貸与するスマートフォンに対して,情報セキュリティポリシに従った一元的な設定をしたり,業務アプリケーションを配信したりして,スマートフォンの利用状況などを一元管理する仕組みはどれか。
| ア | BYOD(Bring Your Own Device) |
|---|---|
| イ | ECM(Enterprise Content Management) |
| ウ | LTE(Long Term Evolution) |
| エ | MDM(Mobile Device Management) |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
会社が従業員に貸与するスマートフォンについて,セキュリティポリシに沿った設定を一括で行ったり,業務アプリを配信したり,利用状況を管理したりする仕組みは,「MDM」(Mobile Device Management)です。紛失時に遠隔でデータを消去するリモートワイプ機能などもあります。「エ」が正解です。
「ア」の「BYOD」は,従業員の私物端末を業務で使う運用の考え方です。会社が貸与するものではありません。
「イ」の「ECM」は,文書や画像などの企業内コンテンツを統合的に管理する仕組みです。
「ウ」の「LTE」は,携帯電話の高速通信規格で,端末管理とは関係がありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
会社が従業員に貸与するスマートフォンについて,セキュリティポリシに沿った設定を一括で行ったり,業務アプリを配信したり,利用状況を管理したりする仕組みは,「MDM」(Mobile Device Management)です。紛失時に遠隔でデータを消去するリモートワイプ機能などもあります。「エ」が正解です。
「ア」の「BYOD」は,従業員の私物端末を業務で使う運用の考え方です。会社が貸与するものではありません。
「イ」の「ECM」は,文書や画像などの企業内コンテンツを統合的に管理する仕組みです。
「ウ」の「LTE」は,携帯電話の高速通信規格で,端末管理とは関係がありません。
平成28年秋期 問15
SIEM(Security Information and Event Management)の機能として,最も適切なものはどれか。
| ア | 機密情報を自動的に特定し,機密情報の送信や出力など,社外への持出しに関連する操作を検知しブロックする。 |
|---|---|
| イ | サーバやネットワーク機器などのログデータを一括管理,分析して,セキュリティ上の脅威を発見し,通知する。 |
| ウ | 情報システムの利用を妨げる事象を管理者が登録し,各事象の解決・復旧までを管理する。 |
| エ | ネットワークへの侵入を試みるパケットを検知し,通知する。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「SIEM」(Security Information and Event Management,シーム)は,サーバやネットワーク機器など,さまざまな機器のログを一か所に集めて分析し,セキュリティ上の脅威や異常を見つけて通知する仕組みです。「イ」が正解です。
「ア」は,機密情報の持ち出し操作を検知してブロックする「DLP」(Data Loss Prevention)の説明です。
「ウ」は,システムの利用を妨げる事象を登録して,解決まで管理する「インシデント管理」の説明です。
「エ」は,ネットワークへの侵入を試みるパケットを検知して通知する「IDS」(侵入検知システム)の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「SIEM」(Security Information and Event Management,シーム)は,サーバやネットワーク機器など,さまざまな機器のログを一か所に集めて分析し,セキュリティ上の脅威や異常を見つけて通知する仕組みです。「イ」が正解です。
「ア」は,機密情報の持ち出し操作を検知してブロックする「DLP」(Data Loss Prevention)の説明です。
「ウ」は,システムの利用を妨げる事象を登録して,解決まで管理する「インシデント管理」の説明です。
「エ」は,ネットワークへの侵入を試みるパケットを検知して通知する「IDS」(侵入検知システム)の説明です。
平成28年秋期 問18
| ア | あらかじめ検査対象に付加された,ウイルスに感染していないことを保証する情報と,検査対象から算出した情報とを比較する。 |
|---|---|
| イ | 検査対象と安全な場所に保管してあるその原本とを比較する。 |
| ウ | 検査対象のハッシュ値と既知のウイルスファイルのハッシュ値とを比較する。 |
| エ | 検査対象をメモリ上の仮想環境下で実行して,その挙動を監視する。 |
答え : エ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
ウイルス検出の方法には,いくつか種類があります。「ビヘイビア法」は,検査対象のプログラムを仮想環境などで実際に動かして,その挙動(振る舞い)を監視し,不審な動作があればウイルスと判断する方法です。未知のウイルスにも対応しやすい点が長所です。「エ」が正解です。
「ア」は,感染していないことを保証する情報と比較する「チェックサム法」(インテグリティチェック)の一種です。
「イ」は,安全な場所に置いた原本と比べる「比較法」です。
「ウ」は,既知のウイルスのハッシュ値と比べる「パターンマッチング法」に近い方法です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
ウイルス検出の方法には,いくつか種類があります。「ビヘイビア法」は,検査対象のプログラムを仮想環境などで実際に動かして,その挙動(振る舞い)を監視し,不審な動作があればウイルスと判断する方法です。未知のウイルスにも対応しやすい点が長所です。「エ」が正解です。
「ア」は,感染していないことを保証する情報と比較する「チェックサム法」(インテグリティチェック)の一種です。
「イ」は,安全な場所に置いた原本と比べる「比較法」です。
「ウ」は,既知のウイルスのハッシュ値と比べる「パターンマッチング法」に近い方法です。
平成28年秋期 問38
| ア | コンティンジェンシープラン |
|---|---|
| イ | サンプリング |
| ウ | ディジタルフォレンジックス |
| エ | ベンチマーキング |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ディジタルフォレンジックス」とは,インシデントの調査や法的な紛争に備えて,PCやサーバなどに残る電子的な記録を,証拠として収集し保全して,分析する技法です。システム監査にも使えます。「ウ」が正解です。
「ア」の「コンティンジェンシープラン」は,緊急事態が起きたときの対応を,あらかじめ定めておく計画です。
「イ」の「サンプリング」は,母集団から一部を抽出して調査する方法で,監査などで使われます。
「エ」の「ベンチマーキング」は,他社の優れた事例や指標と自社を比較して,改善に生かす手法です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ディジタルフォレンジックス」とは,インシデントの調査や法的な紛争に備えて,PCやサーバなどに残る電子的な記録を,証拠として収集し保全して,分析する技法です。システム監査にも使えます。「ウ」が正解です。
「ア」の「コンティンジェンシープラン」は,緊急事態が起きたときの対応を,あらかじめ定めておく計画です。
「イ」の「サンプリング」は,母集団から一部を抽出して調査する方法で,監査などで使われます。
「エ」の「ベンチマーキング」は,他社の優れた事例や指標と自社を比較して,改善に生かす手法です。
平成28年春期 問2
| ア | PCのデスクトップ上のフォルダなどを整理する。 |
|---|---|
| イ | PCを使用中に離席した場合,一定時間経過すると,パスワードで画面ロックされたスクリーンセーバに切り替わる設定にしておく。 |
| ウ | 帰宅時,書類やノートPCを机の上に出したままにせず,施錠できる机の引出しなどに保管する。 |
| エ | 机の上に置いたノートPCを,セキュリティワイヤで机に固定する。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「クリアデスク」とは,離席時や帰宅時に,机の上へ書類やノートPCを出しっぱなしにしないことで,盗み見や盗難を防ぐ対策です。したがって,書類やPCを施錠できる引出しにしまう「ウ」が該当します。
「ア」はデスクトップ上のファイル整理で,見た目は整理されても情報の持ち出しや盗み見を防ぐ効果はありません。
「イ」は離席時に画面をロックする対策で,これは「クリアスクリーン」と呼ばれます。名前が似ていますが,デスクは机,スクリーンは画面と区別しましょう。
「エ」はセキュリティワイヤでPCを固定する盗難防止策であり,机上に物を残さないクリアデスクとは別の対策です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
「クリアデスク」とは,離席時や帰宅時に,机の上へ書類やノートPCを出しっぱなしにしないことで,盗み見や盗難を防ぐ対策です。したがって,書類やPCを施錠できる引出しにしまう「ウ」が該当します。
「ア」はデスクトップ上のファイル整理で,見た目は整理されても情報の持ち出しや盗み見を防ぐ効果はありません。
「イ」は離席時に画面をロックする対策で,これは「クリアスクリーン」と呼ばれます。名前が似ていますが,デスクは机,スクリーンは画面と区別しましょう。
「エ」はセキュリティワイヤでPCを固定する盗難防止策であり,机上に物を残さないクリアデスクとは別の対策です。
平成28年春期 問12
IDSの機能はどれか。
| ア | PCにインストールされているソフトウェア製品が最新のバージョンであるかどうかを確認する。 |
|---|---|
| イ | 検査対象の製品にテストデータを送り,製品の応答や挙動から脆弱性を検出する。 |
| ウ | サーバやネットワークを監視し,セキュリティポリシを侵害するような挙動を検知した場合に管理者へ通知する。 |
| エ | 情報システムの運用管理状況などの情報セキュリティ対策状況と企業情報を入力し,組織の情報セキュリティへの取組状況を自己診断する。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「IDS」(Intrusion Detection System,侵入検知システム)とは,サーバやネットワークを監視し,不正アクセスなどセキュリティポリシに反する挙動を検知したら管理者に通知する仕組みです。防犯カメラと警報機のようなものです。
「ア」は,ソフトウェアが最新バージョンかどうかを確認する「バージョンチェックツール」の説明です。
「イ」は,製品にテストデータを送って反応から脆弱性を探す「ファジング」の説明です。
「エ」は,対策状況を入力して自己診断を行う「セルフチェックツール」の説明です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「IDS」(Intrusion Detection System,侵入検知システム)とは,サーバやネットワークを監視し,不正アクセスなどセキュリティポリシに反する挙動を検知したら管理者に通知する仕組みです。防犯カメラと警報機のようなものです。
「ア」は,ソフトウェアが最新バージョンかどうかを確認する「バージョンチェックツール」の説明です。
「イ」は,製品にテストデータを送って反応から脆弱性を探す「ファジング」の説明です。
「エ」は,対策状況を入力して自己診断を行う「セルフチェックツール」の説明です。
平成28年春期 問13
| ア | SSL-VPN機能 |
|---|---|
| イ | WAF |
| ウ | クラスタ構成 |
| エ | ロードバランシング機能 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)は,クライアントからWebサーバへ送られるデータを検査し,SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど,Webアプリケーションを狙った攻撃を遮断する仕組みです。
「ア」の「SSL-VPN機能」は,インターネット上に暗号化された専用の通信路を作る機能で,攻撃の検査はしません。
「ウ」の「クラスタ構成」は,複数のサーバを組み合わせて障害に強くする構成です。
「エ」の「ロードバランシング機能」は,アクセスを複数のサーバに振り分けて負荷を分散する機能です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「WAF」(Web Application Firewall)は,クライアントからWebサーバへ送られるデータを検査し,SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなど,Webアプリケーションを狙った攻撃を遮断する仕組みです。
「ア」の「SSL-VPN機能」は,インターネット上に暗号化された専用の通信路を作る機能で,攻撃の検査はしません。
「ウ」の「クラスタ構成」は,複数のサーバを組み合わせて障害に強くする構成です。
「エ」の「ロードバランシング機能」は,アクセスを複数のサーバに振り分けて負荷を分散する機能です。
平成28年春期 問14
PCで行うマルウェア対策のうち,適切なものはどれか。
| ア | PCにおけるウイルスの定期的な手動検査では,ウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新化した日時以降に作成したファイルだけを対象にしてスキャンする。 |
|---|---|
| イ | PCの脆弱性を突いたウイルス感染が起きないように,OS及びアプリケーションの修正パッチを適切に適用する。 |
| ウ | 電子メールに添付されたウイルスに感染しないように,使用しないTCPポート宛ての通信を禁止する。 |
| エ | ワームが侵入しないように,PCに動的グローバルIPアドレスを付与する。 |
答え : イ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
マルウェアの多くはOSやアプリケーションの脆弱性を突いて感染するため,修正パッチを適切に適用して脆弱性をふさぐことが基本的で有効な対策です。
「ア」は,最新の定義ファイルを入れたら,以前から存在するファイルも含めてスキャンしなければ,新たに検知できるようになったウイルスを見逃します。
「ウ」は,メールの送受信には使用中のポートを通る通信が必要で,使わないポートを閉じても添付ファイルによる感染は防げません。
「エ」は,グローバルIPアドレスを付与すると,外部から直接攻撃されやすくなり,かえって危険です。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
マルウェアの多くはOSやアプリケーションの脆弱性を突いて感染するため,修正パッチを適切に適用して脆弱性をふさぐことが基本的で有効な対策です。
「ア」は,最新の定義ファイルを入れたら,以前から存在するファイルも含めてスキャンしなければ,新たに検知できるようになったウイルスを見逃します。
「ウ」は,メールの送受信には使用中のポートを通る通信が必要で,使わないポートを閉じても添付ファイルによる感染は防げません。
「エ」は,グローバルIPアドレスを付与すると,外部から直接攻撃されやすくなり,かえって危険です。
平成28年春期 問15
| ア | システム管理者が複数の場合にも,一つの管理者IDでログインして作業を行わせる。 |
|---|---|
| イ | システム管理者には,特権が付与された管理者IDでログインして,特権を必要としない作業を含む全ての作業を行わせる。 |
| ウ | システム管理者の作業を本人以外の者に監視させる。 |
| エ | システム管理者の操作ログには,本人にだけアクセス権を与える。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
解説 :
システム管理者は強い権限を持つため,その作業を本人以外の者に監視させることで,不正を牽制し,発見しやすくできます。「ウ」が適切です。
「ア」は,複数人で一つの管理者IDを共用すると,誰が操作したのか特定できなくなるため不適切です。
「イ」は,特権が不要な作業まで特権IDで行わせるもので,最小権限の原則に反し,誤操作や不正のリスクが高まります。
「エ」は,操作ログへのアクセス権を本人だけにすると,本人がログを改ざんしたり消したりできてしまい,不正の隠蔽が可能になるため不適切です。ログは本人以外が管理する必要があります。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 人的セキュリティ対策
解説 :
システム管理者は強い権限を持つため,その作業を本人以外の者に監視させることで,不正を牽制し,発見しやすくできます。「ウ」が適切です。
「ア」は,複数人で一つの管理者IDを共用すると,誰が操作したのか特定できなくなるため不適切です。
「イ」は,特権が不要な作業まで特権IDで行わせるもので,最小権限の原則に反し,誤操作や不正のリスクが高まります。
「エ」は,操作ログへのアクセス権を本人だけにすると,本人がログを改ざんしたり消したりできてしまい,不正の隠蔽が可能になるため不適切です。ログは本人以外が管理する必要があります。
平成28年春期 問16
ディジタルフォレンジックスでハッシュ値を利用する目的として,適切なものはどれか。
| ア | 一方向性関数によってパスワードを復元できないように変換して保存する。 |
|---|---|
| イ | 改変されたデータを,証拠となり得るように復元する。 |
| ウ | 証拠となり得るデータについて,原本と複製の同一性を証明する。 |
| エ | パスワードの盗聴の有無を検証する。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ディジタルフォレンジックス」とは,不正行為の証拠をコンピュータから収集・分析する技術です。証拠として使うには,調べるデータが原本から変わっていないことを示さなければなりません。ハッシュ値は,データが少しでも違えば異なる値になるため,原本と複製のハッシュ値が一致することで同一性を証明できます。「ウ」が正解です。
「ア」はパスワードの保存方法としてのハッシュ値の使い方で,フォレンジックスの目的ではありません。
「イ」は,ハッシュ値から元のデータを復元することはできないので誤りです。
「エ」のパスワード盗聴の検証にも,ハッシュ値は使いません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 技術的セキュリティ対策
解説 :
「ディジタルフォレンジックス」とは,不正行為の証拠をコンピュータから収集・分析する技術です。証拠として使うには,調べるデータが原本から変わっていないことを示さなければなりません。ハッシュ値は,データが少しでも違えば異なる値になるため,原本と複製のハッシュ値が一致することで同一性を証明できます。「ウ」が正解です。
「ア」はパスワードの保存方法としてのハッシュ値の使い方で,フォレンジックスの目的ではありません。
「イ」は,ハッシュ値から元のデータを復元することはできないので誤りです。
「エ」のパスワード盗聴の検証にも,ハッシュ値は使いません。
平成28年春期 問17
| ア | 異なる圧縮方式で,機密ファイルを複数回圧縮する。 |
|---|---|
| イ | 専用の消去ツールで,磁気ディスクのマスタブートレコードを複数回消去する。 |
| ウ | ランダムなビット列で,磁気ディスクの全領域を複数回上書きする。 |
| エ | ランダムな文字列で,機密ファイルのファイル名を複数回変更する。 |
平成28年春期 問20
利用者PCのHDDが暗号化されていないとき,攻撃者が利用者PCからHDDを抜き取り,攻撃者が用意したPCに接続してHDD内の情報を盗む攻撃によって発生する情報漏えいのリスクの低減策のうち,適切なものはどれか。
| ア | HDDにインストールしたOSの利用者アカウントに対して,ログインパスワードを設定する。 |
|---|---|
| イ | HDDに保存したファイルの読取り権限を,ファイルの所有者だけに付与する。 |
| ウ | 利用者PC上でHDDパスワードを設定する。 |
| エ | 利用者PCにBIOSパスワードを設定する。 |
答え : ウ
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
HDDを抜き取って別のPCに接続されると,元のPCのOSは使われないため,OSのログインパスワードやファイルのアクセス権限,BIOSパスワードは役に立ちません。HDD自体にパスワードを設定するHDDパスワードなら,別のPCに接続してもHDDへのアクセス時にパスワードを求められるため,情報漏えいのリスクを低減できます。「ウ」が正解です。
「ア」と「イ」は,OSが動作していることを前提とした保護機能なので回避されます。
「エ」のBIOSパスワードは元のPCの起動時にだけ有効で,HDDを取り外されたら意味がありません。
分野 : 重点分野 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策 › 物理的セキュリティ対策
解説 :
HDDを抜き取って別のPCに接続されると,元のPCのOSは使われないため,OSのログインパスワードやファイルのアクセス権限,BIOSパスワードは役に立ちません。HDD自体にパスワードを設定するHDDパスワードなら,別のPCに接続してもHDDへのアクセス時にパスワードを求められるため,情報漏えいのリスクを低減できます。「ウ」が正解です。
「ア」と「イ」は,OSが動作していることを前提とした保護機能なので回避されます。
「エ」のBIOSパスワードは元のPCの起動時にだけ有効で,HDDを取り外されたら意味がありません。