基本情報技術者試験 - 令和8年公開問題 - 問1

入力されたビットに対して出力されるビットが0か1のいずれかである確率を遷移確率という。遷移確率を表にしたとき,a,b,c,dの関係はどれか。

出力
01

0ab
1cd
a+b+c+d=1
a+b=1,c+d=1
a+c=1,b+d=1
a+d=1,b+c=1
答え
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 情報に関する理論
同一問題 : 〔令7修7問3〕〔平27春問4
解説
この問題は,通信路における「遷移確率」の考え方を問うものです。表では,入力が0のときに出力が0になる確率がa,出力が1になる確率がb,入力が1のときに出力が0になる確率がc,出力が1になる確率がdと表されています。ここで大切なのは,「入力が0だった場合,出力は必ず0か1のどちらかになる」という点です。つまり,確率の合計は必ず1になります。同様に「入力が1だった場合」も,出力は0か1のどちらかなので,その確率の合計も1になります。

これを式にすると,入力0の行についてはa+b=1,入力1の行についてはc+d=1となり,選択肢「イ」が正解です。「ア」のa+b+c+d=1は,4つすべてを足して1になるという誤った考え方です。「ウ」「エ」は,行ではなく列や斜めの組み合わせを足しており,確率の意味と合っていません。表の「行ごとに合計1になる」という性質を押さえておくことがポイントです。
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