基本情報技術者試験 - 令和8年7月修了 - 問13

マイクロカーネルの説明として,適切なものはどれか。
必要な機能の全てをカーネル内に実装するので,一部の機能に生じた不具合の影響が他のモジュールに伝わり易い。
必要な機能の全てを専用のアドレス空間で実行するので,処理が高速である。
必要最低限の機能だけをカーネル内に実装するので,カーネルのメモリサイズを小さくすることができる。
必要最低限の機能だけを専用のアドレス空間で実行するので,プロセス間通信オーバーヘッドを抑えることができる。
答え
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › ソフトウェア › オペレーティングシステム
解説
マイクロカーネルは,OS(オペレーティングシステム)の設計方式の一つで,カーネル(OSの中核部分)には必要最低限の機能だけを実装し,それ以外の機能は別のプロセスとして外部に切り出す方式です。この設計により,カーネル自体のメモリサイズを小さく抑えることができ,選択肢「ウ」が正解となります。一部の機能に不具合が生じても,その影響がカーネル全体に及びにくいという利点もあります。

一方,必要な機能をすべてカーネル内に詰め込む方式は「モノリシックカーネル」と呼ばれ,処理は高速になりやすい反面,不具合の影響が広がりやすいという特徴があります。マイクロカーネルモノリシックカーネルの長所と短所を対比させて覚えると理解しやすくなります。
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