基本情報技術者試験 - 令和8年6月修了 - 問50
カニバリゼーションの事例はどれか。
| ア | 飲食店がSNSアカウントのフォロワーを増やすために,ともだち申請や店名のタグを含む投稿を行った顧客に対して一品無料などのインセンティブを与えるプロモーション活動を実施した結果,大勢の新規顧客を獲得した。 |
|---|---|
| イ | 海外で暮らす日本人をターゲットに自社で発行する雑誌の電子書籍化を実施したが,日本国内において既存の自社の購読者が想定以上に電子書籍に乗り換えてしまい,紙媒体の雑誌の販売部数が急落した。 |
| ウ | 各社が製品の高機能化を競う中で,自社はあえて機能を絞った製品を格安で市場に出したところ,多くの顧客から支持され大きなシェアを獲得できた。 |
| エ | 原材料費や燃料費の高騰によって製造原価の維持が困難になったので製品を値上げしたところ,内容量を減らして価格を据え置いた競合他社に顧客を奪われた。 |
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
解説 :
「カニバリゼーション」(共食い)とは,自社の新製品・新サービスが,自社の既存製品・サービスの売上を奪ってしまう現象です。電子書籍化によって既存の紙媒体の購読者が乗り換えてしまい,紙の売上が落ちた例がまさにこれに該当します。
「ア」はプロモーション施策が成功して新たな顧客層を獲得した事例であり,自社製品同士が競合し合う共食い現象ではないため該当しません。「ウ」は差別化戦略が成功した事例であり,自社の既存製品との共食いというよりは,他社との競争における成功事例です。「エ」は自社製品同士の競合ではなく,他社との価格競争に敗れた事例であるため,カニバリゼーションには該当しません。カニバリゼーションは「自社製品同士が競合し合う」という点が最大の特徴です。
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › マーケティング
解説 :
「カニバリゼーション」(共食い)とは,自社の新製品・新サービスが,自社の既存製品・サービスの売上を奪ってしまう現象です。電子書籍化によって既存の紙媒体の購読者が乗り換えてしまい,紙の売上が落ちた例がまさにこれに該当します。
「ア」はプロモーション施策が成功して新たな顧客層を獲得した事例であり,自社製品同士が競合し合う共食い現象ではないため該当しません。「ウ」は差別化戦略が成功した事例であり,自社の既存製品との共食いというよりは,他社との競争における成功事例です。「エ」は自社製品同士の競合ではなく,他社との価格競争に敗れた事例であるため,カニバリゼーションには該当しません。カニバリゼーションは「自社製品同士が競合し合う」という点が最大の特徴です。