基本情報技術者試験 - 令和8年6月修了 - 問40

テスト駆動開発において典型的な三つの手順を繰り返し,目的のコードを作成するとき,手順1,手順2に続いて実施するものはどれか。ここで,目的のコードとは作成するモジュールのコードであり,テストコードとはテストツール上でモジュールを動作させる条件を指定するコードである。

手順1:今回実装する目的のコードに対するテストコードを書き,テストを実行して失敗させる。
手順2:テストの成功を主眼とした目的のコードを書き,手順1で失敗したテストを成功させる。
機能を維持しつつ,目的のコードの可読性保守性などを高めるために,リファクタリングを行う。
次回に実装する目的のコードの規模を見積もるために,プランニングポーカーを行う。
目的のコードの実装が完了したかどうかを判断するために,レトロスペクティブを行う。
目的のコードのテストが完了したことを確認するために,インセプションデッキを作成する。
答え
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › ソフトウェア開発管理技術 › 開発プロセス・手法
解説
テスト駆動開発TDD)の基本サイクルは「Red」(テストを書いて失敗させる)→「Green」(テストを通す最小限のコードを書く)→「Refactor」(コードを整理する)の3ステップです。手順1がRed,手順2がGreenにあたるので,次に来るのはリファクタリング(コードの品質を上げる作業)です。

「イ」は次に実装する作業の規模を見積もるためのアジャイル開発の手法であり,TDDのサイクルの一部ではありません。「ウ」はスプリントの終わりなどにチームでプロセスを振り返り改善点を話し合う活動であり,個々のコード実装のサイクルとは別のレベルの活動です。「エ」はプロジェクトの開始時にチーム全体でプロジェクトの目的や方向性を共有するための資料・活動であり,テストの完了確認とは無関係です。
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