基本情報技術者試験 - 令和8年6月修了 - 問2

表は,ある地方の天気の移り変わりを示したものである。例えば,晴れの翌日の天気は,40%の確率で晴れ,40%の確率で曇り,20%の確率で雨であることを表している。天気の移り変わりが単純マルコフ過程であると考えたとき,雨の2日後が晴れである確率は何%か。

単位 %
翌日晴れ翌日曇り翌日雨
晴れ404020
曇り304030
305020
15
27
30
33
答え
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 応用数学
同一問題 : 〔令4修12問3〕〔令4修1問2〕〔平28修12問3〕〔平28修1問2〕〔平22秋問3〕〔平21修6問2
解説
単純マルコフ過程では「次の状態の確率は,現在の状態だけに依存し,それ以前の履歴には影響されない」という性質があります。雨の2日後に晴れになる確率を求めるには,1日目に晴れ・曇り・雨のいずれかを経由して2日目に晴れになる全パターンを足し合わせます。

・雨→晴れ→晴れ:0.30×0.40=0.12
・雨→曇り→晴れ:0.50×0.30=0.15
・雨→雨→晴れ:0.20×0.30=0.06

合計0.33=33%となり,「エ」が正解です。

「ア」「イ」「ウ」は,経由するパターンを一部だけ計算したり,掛け算と足し算を混同したりした場合に出やすい誤答です。特に「ウ」の30は「雨→雨→晴れ」の一部の計算だけを答えにしてしまうミスに近い数値で,計算過程を丁寧に追う必要があります。
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