基本情報技術者試験 - 令和8年6月修了 - 問17
バーチャルサラウンドの説明として,適切なものはどれか。
| ア | 音の大きさを1ビットのデジタルパルスの密度で表現するので,データの間引きがなく,実際の音源を聴いているような滑らかな音質を再現できる技術 |
|---|---|
| イ | 音の方向性を感じる人間の耳の知覚特性を利用し,前方に配置されたスピーカーだけで,音が後方から聴こえるように感じさせる技術 |
| ウ | デジタルデータを間引いて,低いサンプリング周波数やビット数に変換することで,高いサンプリング周波数に対応していないスピーカーでも出力できる技術 |
| エ | 滑らかなアナログ波形を得るために,デジタル補間技術を用いて音楽データのビット数やサンプリング周波数を拡張し,より臨場感を音にもたせる技術 |
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › 情報メディア › マルチメディア応用
解説 :
「バーチャルサラウンド」とは,人間の耳が音の方向を感じ取る仕組み(知覚特性)を利用した技術です。実際には前方のスピーカーしかなくても,音の周波数特性などを調整することで,あたかも後方から音が聞こえるかのように錯覚させます。
「ア」は1ビットのデジタルパルス密度で音を表現する方式(1ビットオーディオ,DSD方式に近い説明)であり,サラウンドとは無関係の音質再現技術です。「ウ」はデジタルデータを間引いて低いサンプリング周波数に変換する説明で,ダウンサンプリングに関する内容であり,方向感覚の演出とは別の話です。「エ」はデジタル補間技術でビット数やサンプリング周波数を拡張する説明(アップコンバートに近い内容)であり,これも音の方向感覚とは異なる技術です。いずれも「音質」に関する技術であり,「音の方向を感じさせる」バーチャルサラウンドの本質とは異なります。
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › 情報メディア › マルチメディア応用
解説 :
「バーチャルサラウンド」とは,人間の耳が音の方向を感じ取る仕組み(知覚特性)を利用した技術です。実際には前方のスピーカーしかなくても,音の周波数特性などを調整することで,あたかも後方から音が聞こえるかのように錯覚させます。
「ア」は1ビットのデジタルパルス密度で音を表現する方式(1ビットオーディオ,DSD方式に近い説明)であり,サラウンドとは無関係の音質再現技術です。「ウ」はデジタルデータを間引いて低いサンプリング周波数に変換する説明で,ダウンサンプリングに関する内容であり,方向感覚の演出とは別の話です。「エ」はデジタル補間技術でビット数やサンプリング周波数を拡張する説明(アップコンバートに近い内容)であり,これも音の方向感覚とは異なる技術です。いずれも「音質」に関する技術であり,「音の方向を感じさせる」バーチャルサラウンドの本質とは異なります。