基本情報技術者試験 - 令和8年1月修了 - 問26

ONFOpen Networking Foundation)が標準化を進めているOpenFlowプロトコルを用いたSDN(Software Defined Networking)の説明として,適切なものはどれか。
管理ステーションから定期的にネットワーク機器のMIBManagement Information Base)情報を取得して,稼働監視や性能管理を行うためのネットワーク管理手法
データ転送機能をもつネットワーク機器同士が経路情報を交換して,ネットワーク全体のデータ転送経路を決定する方式
ネットワーク制御機能とデータ転送機能を実装したソフトウェアを,仮想環境で利用するための技術
ネットワーク制御機能とデータ転送機能を論理的に分離し,コントローラと呼ばれるソフトウェアで,データ転送機能をもつネットワーク機器の集中制御を可能とするアーキテクチャ
答え
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ネットワーク › ネットワーク管理
同一問題 : 〔令4修7問34〕〔令6修6問26〕〔令5修6問26
解説
SDN」(Software Defined Networking)という技術の説明を問う問題です。SDNは,従来ネットワーク機器の中に一体化していた「制御機能」(どの経路にデータを流すかを決める部分)と「データ転送機能」(実際にデータを送る部分)を論理的に分離し,コントローラと呼ばれるソフトウェアで,複数のネットワーク機器のデータ転送機能を集中的に制御できるようにするアーキテクチャです。これにより,ネットワークの構成変更や管理が柔軟かつ効率的に行えるようになります。

誤りの選択肢のうち,「MIB情報を取得して稼働監視や性能管理を行う」という説明はSNMPなど従来型のネットワーク管理手法の説明です。「経路情報を交換してデータ転送経路を決定する方式」という説明はルーティングプロトコル一般の説明であり,SDN特有の集中制御という特徴を表していません。「仮想環境で利用するための技術」という説明も,SDNの本質である制御とデータ転送の分離・集中制御という点を捉えていません。
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