基本情報技術者試験 - 令和8年1月修了 - 問10

磁気ディスク装置の性能に関する記述のうち,適切なものはどれか。
アクセス時間は,回転速度を上げるか位置決め時間を短縮すると短くなる。
アクセス時間は,処理装置の前処理時間,データ転送後の後処理時間も含む。
記憶容量は,トラック当たりの記憶容量と1シリンダ当たりのトラック数だけで決まる。
データ転送速度は,回転速度と回転待ち時間で決まる。
答え
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › 入出力デバイス
解説
磁気ディスク装置の性能に関する正しい理解を問う問題です。「アクセス時間」とは,目的のデータにアクセスするまでにかかる時間のことで,主に「位置決め時間」(シーク時間)と「回転待ち時間」の合計で構成されます。回転速度を上げて回転待ち時間を短縮したり,位置決め時間そのものを短くすれば,アクセス時間は短くなるという説明は正しい記述です。

誤りの選択肢のうち,「処理装置の前処理・後処理時間を含む」という説明は誤りで,アクセス時間はあくまでディスク装置内部でのデータ探索にかかる時間を指します。「記憶容量がトラック当たりの記憶容量とシリンダ当たりのトラック数だけで決まる」という説明も誤りで,実際にはシリンダ数(トラックの半径方向の数)も含めて計算する必要があります。「データ転送速度が回転速度と回転待ち時間で決まる」という説明も誤りで,データ転送速度は主に回転速度と記録密度によって決まるものです。
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