基本情報技術者試験 - 令和7年12月修了 - 問60

請負契約の下で,受注者が自己の雇用する労働者を発注者の事業所などで働かせる場合,適切なものはどれか。
勤務時間,出退勤時刻などの労働条件は,発注者が定めて管理する。
受注者が自らの指揮命令の下に当該労働者を業務に従事させる。
当該労働者は,発注者の指揮命令によって業務に従事するが,雇用関係の変更はない。
当該労働者は,発注者の下で働く期間は,発注者との間にも雇用関係が生じる。
答え
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 法務 › 労働関連・取引関連法規
同一問題 : 〔平25修7問78〕〔平23修12問79〕〔平22修7問78
解説
請負契約のもとで,受注者が雇用する労働者を発注者の事業所などで働かせる場合の適切な取扱いを選ぶ問題です。請負契約においては,労働者に対する指揮命令権はあくまで雇用主である受注者にあり,発注者の事業所内で作業を行う場合であっても,受注者が自らの指揮命令のもとでその労働者を業務に従事させなければなりません。選択肢「イ」が正解です。

「ア」は,勤務時間や労働条件を発注者が直接管理してしまうと,実質的に労働者派遣と同様の状態となり,偽装請負とみなされる恐れがあります。「ウ」と「エ」は,請負契約では発注者が労働者に対して直接指揮命令を行うことは認められておらず,また発注者との間に新たな雇用関係が生じることもありません。
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