基本情報技術者試験 - 令和7年7月修了 - 問8
プロセッサにおけるパイプライン処理方式を説明したものはどれか。
| ア | 単一の命令を基に,複数のデータに対して複数のプロセッサが同期をとりながら並列にそれぞれのデータを処理する方式 |
|---|---|
| イ | 一つのプロセッサにおいて,単一の命令に対する実行時間をできるだけ短くする方式 |
| ウ | 一つのプロセッサにおいて,複数の命令を少しずつ段階をずらしながら同時実行する方式 |
| エ | 複数のプロセッサが,それぞれ独自の命令を基に複数のデータを処理する方式 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › プロセッサ
解説 :
CPUの処理方式のひとつであるパイプライン処理について正しい説明を選ぶものです。「パイプライン処理」とは,1つの命令を「命令フェッチ」「解読」「実行」などの複数の段階に分割し,それぞれの段階を少しずつずらしながら複数の命令を同時に処理する方式です。これにより,1つのプロセッサでも全体としての処理効率を高めることができます。この説明に合致するのは選択肢「ウ」です。
誤りの選択肢のうち「単一の命令で複数のデータを複数のプロセッサが並列処理する」という説明はSIMD(単一命令複数データ)方式の説明であり,パイプライン処理とは異なります。「単一の命令の実行時間を短くする方式」という説明も不十分で,パイプライン処理の本質である段階的な並行処理を表していません。「複数のプロセッサがそれぞれ独自の命令で処理する」という説明はMIMD方式の説明です。パイプライン処理は,あくまで1つのプロセッサ内での命令の段階的な重ね合わせ処理であることを理解しておく必要があります。
分野 : テクノロジ系 › コンピュータシステム › コンピュータ構成要素 › プロセッサ
解説 :
CPUの処理方式のひとつであるパイプライン処理について正しい説明を選ぶものです。「パイプライン処理」とは,1つの命令を「命令フェッチ」「解読」「実行」などの複数の段階に分割し,それぞれの段階を少しずつずらしながら複数の命令を同時に処理する方式です。これにより,1つのプロセッサでも全体としての処理効率を高めることができます。この説明に合致するのは選択肢「ウ」です。
誤りの選択肢のうち「単一の命令で複数のデータを複数のプロセッサが並列処理する」という説明はSIMD(単一命令複数データ)方式の説明であり,パイプライン処理とは異なります。「単一の命令の実行時間を短くする方式」という説明も不十分で,パイプライン処理の本質である段階的な並行処理を表していません。「複数のプロセッサがそれぞれ独自の命令で処理する」という説明はMIMD方式の説明です。パイプライン処理は,あくまで1つのプロセッサ内での命令の段階的な重ね合わせ処理であることを理解しておく必要があります。