基本情報技術者試験 - 令和7年7月修了 - 問35

オブジェクト指向におけるクラスとインスタンスとの関係のうち,適切なものはどれか。
アインスタンスはクラスの仕様を定義したものである。
イクラスの定義に基づいてインスタンスが生成される。
ウ一つのインスタンスに対して,複数のクラスが対応する。
エ一つのクラスに対して,インスタンスはただ一つ存在する。
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 開発技術 › システム開発技術 › 設計
解説 :
オブジェクト指向におけるクラスとインスタンスの関係について問うものです。「クラス」(class)とは,オブジェクトの属性(データ)や振る舞い(メソッド)を定義した設計図のようなものであり,「インスタンス」(instance)とは,そのクラスの定義に基づいて実際に生成された具体的な実体(オブジェクト)のことです。つまり,クラスの定義に基づいてインスタンスが生成されるという関係が正しいものです。この説明に合致するのは選択肢「イ」です。

誤りの選択肢のうち,「インスタンスはクラスの仕様を定義したものである」という説明は主客が逆であり,実際にはクラスがインスタンスの仕様を定義します。「一つのインスタンスに対して複数のクラスが対応する」という説明も誤りで,通常1つのインスタンスは1つのクラスから生成されます。

「一つのクラスに対してインスタンスはただ一つ存在する」という説明も誤りで,1つのクラスから複数のインスタンスを生成することが可能です。クラスが設計図,インスタンスがその設計図から作られた実体であるという関係を正しく理解しておくことが重要です。
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