基本情報技術者試験 - 令和7年7月修了 - 問31
社内ネットワークとインターネットの接続点に,ステートフルインスペクション機能をもたない,静的なパケットフィルタリング型のファイアウォールを設置している。このネットワーク構成において,社内のPCからインターネット上のSMTPサーバに電子メールを送信できるようにするとき,ファイアウォールで通過を許可するTCPパケットのポート番号の組合せはどれか。ここで,SMTP通信には,デフォルトのポート番号を使うものとする。
| 送信元 | 宛先 | 送信元 ポート番号 | 宛先 ポート番号 | |
| ア | PC | SMTPサーバ | 25 | 1024以上 |
| SMTPサーバ | PC | 1024以上 | 25 | |
| イ | PC | SMTPサーバ | 110 | 1024以上 |
| SMTPサーバ | PC | 1024以上 | 110 | |
| ウ | PC | SMTPサーバ | 1024以上 | 25 |
| SMTPサーバ | PC | 25 | 1024以上 | |
| エ | PC | SMTPサーバ | 1024以上 | 110 |
| SMTPサーバ | PC | 110 | 1024以上 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策
解説 :
パケットフィルタリング型ファイアウォールにおいて,社内PCからインターネット上のSMTPサーバへメールを送信する際に許可すべきポート番号の組合せを問うものです。SMTPのデフォルトのポート番号は25番です。
クライアントであるPCからサーバへの通信では,宛先ポート番号がSMTPのポート番号である25番となり,送信元ポート番号にはクライアント側が動的に割り当てる1024以上の番号が使われます。逆にサーバからPCへの応答では,送信元ポート番号が25番,宛先ポート番号がPC側の1024以上の番号になります。この組合せに合致するのは選択肢「ウ」です。
誤りの選択肢のうち,110番はPOP3のポート番号であり,SMTPとは異なるプロトコルのものです。また,送信元と宛先のポート番号を取り違えている選択肢もあり,通信の方向によってどちらがサーバの固定ポートで,どちらがクライアントの動的ポートになるかを正確に理解することが求められます。ステートフルインスペクション機能がないファイアウォールでは,この往復両方向の通信をあらかじめ個別に許可しておく必要がある点も重要です。
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ対策
解説 :
パケットフィルタリング型ファイアウォールにおいて,社内PCからインターネット上のSMTPサーバへメールを送信する際に許可すべきポート番号の組合せを問うものです。SMTPのデフォルトのポート番号は25番です。
クライアントであるPCからサーバへの通信では,宛先ポート番号がSMTPのポート番号である25番となり,送信元ポート番号にはクライアント側が動的に割り当てる1024以上の番号が使われます。逆にサーバからPCへの応答では,送信元ポート番号が25番,宛先ポート番号がPC側の1024以上の番号になります。この組合せに合致するのは選択肢「ウ」です。
誤りの選択肢のうち,110番はPOP3のポート番号であり,SMTPとは異なるプロトコルのものです。また,送信元と宛先のポート番号を取り違えている選択肢もあり,通信の方向によってどちらがサーバの固定ポートで,どちらがクライアントの動的ポートになるかを正確に理解することが求められます。ステートフルインスペクション機能がないファイアウォールでは,この往復両方向の通信をあらかじめ個別に許可しておく必要がある点も重要です。