基本情報技術者試験 - 令和7年7月修了 - 問3

入力されたビットに対して出力されるビットが0か1のいずれかである確率を遷移確率という。遷移確率を表にしたとき,a,b,c,dの関係はどれか。

出力
01
入
力
0ab
1cd
アa+b+c+d=1
イa+b=1,c+d=1
ウa+c=1,b+d=1
エa+d=1,b+c=1
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 情報に関する理論
同一問題 : 〔平27春問4〕
解説 :
確率の基本的性質である「全事象の確率の合計は1になる」という考え方を問うものです。入力ビットが0または1のいずれかであり,それぞれの入力に対して出力が0になるか1になるかの確率を表にしたものが遷移確率表です。

入力が0のときの出力については,出力0になる確率aと出力1になる確率bの合計が必ず1になります。同様に,入力が1のときの出力についても,出力0になる確率cと出力1になる確率dの合計は1になります。つまり,同じ入力に対する出力の確率同士を足すと1になるという関係が成り立ちます。これを表すのが選択肢「イ」の「a+b=1,c+d=1」です。

誤りの選択肢のうち「a+b+c+d=1」は全体を1つの確率分布として誤って扱ったもの,「a+c=1,b+d=1」や「a+d=1,b+c=1」は表の縦方向や斜め方向の関係を誤って組み合わせたものです。表の行ごとに確率の合計が1になるという基本を理解していれば正しく解答できます。
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