基本情報技術者試験 - 令和7年7月修了 - 問29
| ア | 共通鍵を生成する。 |
|---|---|
| イ | 公開鍵を利用しデータの暗号化を行う。 |
| ウ | 失効したデジタル証明書の一覧を発行する。 |
| エ | データが改ざんされていないことを検証する。 |
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ
「PKI」(公開鍵基盤)における認証局が果たす役割を問うものです。認証局は,公開鍵と,その公開鍵の持ち主が正当な本人であることを結びつけるデジタル証明書を発行する機関です。証明書の有効期限が切れたり,秘密鍵の漏えいなどの理由で証明書が失効した場合には,失効した証明書の一覧(CRL:証明書失効リスト)を発行し,利用者がその証明書を信頼してよいかどうかを確認できるようにします。この説明に合致するのは選択肢「ウ」です。
誤りの選択肢のうち,「共通鍵を生成する」という説明は認証局の役割ではなく,共通鍵暗号方式における鍵交換の仕組みに関する内容です。「公開鍵を利用しデータの暗号化を行う」という説明も認証局そのものの役割ではなく,公開鍵暗号方式を利用する側の処理です。
「データが改ざんされていないことを検証する」という説明はデジタル署名の検証に関する内容であり,これは証明書の利用者が行う処理であって,認証局自体の主要な役割とは言えません。認証局の本質的な役割は証明書の発行と失効管理であることを押さえておく必要があります。
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ
同一問題 : 〔平26春問37〕
解説 : 「PKI」(公開鍵基盤)における認証局が果たす役割を問うものです。認証局は,公開鍵と,その公開鍵の持ち主が正当な本人であることを結びつけるデジタル証明書を発行する機関です。証明書の有効期限が切れたり,秘密鍵の漏えいなどの理由で証明書が失効した場合には,失効した証明書の一覧(CRL:証明書失効リスト)を発行し,利用者がその証明書を信頼してよいかどうかを確認できるようにします。この説明に合致するのは選択肢「ウ」です。
誤りの選択肢のうち,「共通鍵を生成する」という説明は認証局の役割ではなく,共通鍵暗号方式における鍵交換の仕組みに関する内容です。「公開鍵を利用しデータの暗号化を行う」という説明も認証局そのものの役割ではなく,公開鍵暗号方式を利用する側の処理です。
「データが改ざんされていないことを検証する」という説明はデジタル署名の検証に関する内容であり,これは証明書の利用者が行う処理であって,認証局自体の主要な役割とは言えません。認証局の本質的な役割は証明書の発行と失効管理であることを押さえておく必要があります。