基本情報技術者試験 - 令和7年7月修了 - 問27

ドライブバイダウンロード攻撃に該当するものはどれか。
アPCから物理的にハードディスクドライブを盗み出し,その中のデータをWebサイトで公開し,ダウンロードさせる。
イ電子メールの添付ファイルを開かせて,マルウェアに感染したPCのハードディスクドライブ内のファイルを暗号化し,元に戻すための鍵を攻撃者のサーバからダウンロードさせることと引換えに金銭を要求する。
ウ利用者が悪意のあるWebサイトにアクセスしたときに,Webブラウザの脆弱性を悪用して利用者のPCをマルウェアに感染させる。
エ利用者に気付かれないように無償配布のソフトウェアに不正プログラムを混在させておき,利用者の操作によってPCにダウンロードさせ,インストールさせることでハードディスクドライブから個人情報を収集して攻撃者のサーバに送信する。
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › 情報セキュリティ
同一問題 : 〔令5公問9〕
解説 :
ドライブバイダウンロード攻撃に該当する事例を選ぶものです。「ドライブバイダウンロード攻撃」とは,利用者が悪意のあるWebサイトにアクセスしただけで,Webブラウザなどの脆弱性を悪用され,利用者が気づかないうちにマルウェアに感染させられる攻撃手法です。利用者の明確な操作(ファイルを開く,インストールするなど)を伴わずに感染する点が特徴です。この説明に合致するのは選択肢「ウ」です。

誤りの選択肢のうち,「ハードディスクを物理的に盗み出しWebサイトで公開する」という説明はサイバー攻撃というより物理的な情報漏えいの手口です。「添付ファイルを開かせてファイルを暗号化し身代金を要求する」という説明はランサムウェアによる攻撃の説明です。

「無償配布のソフトウェアに不正プログラムを混在させ利用者の操作でインストールさせる」という説明はトロイの木馬などに近い手口であり,利用者の能動的な操作を伴う点でドライブバイダウンロード攻撃とは異なります。「アクセスしただけで感染する」という受動的な特徴がドライブバイダウンロード攻撃の最大のポイントです。
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