基本情報技術者試験 - 令和7年6月修了 - 問7

オブジェクト指向プログラミングにおける,多相性を実現するためのオーバーライドの説明はどれか。
アオブジェクト内の詳細な仕様や構造を外部から隠蔽すること
イスーパークラスで定義されたメソッドをサブクラスで再定義すること
ウ同一クラス内に,メソッド名が同一で,引数の型,個数,並び順が異なる複数のメソッドを定義すること
エ複数のクラスの共通する性質をまとめて,抽象化したクラスを作ること
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › アルゴリズムとプログラミング › プログラミング
同一問題 : 〔令5修7問7〕〔平29秋問7〕
解説 :
オブジェクト指向における「オーバーライド」(override)とは,スーパークラス(親クラス)で定義されたメソッドと同じ名前・同じ引数構成のメソッドを,サブクラス(子クラス)で再定義することを指します。これにより,同じメソッド呼び出しでもオブジェクトの実際のクラスに応じて異なる処理が実行される多相性(ポリモーフィズム)が実現されます。正解は「イ」です。

「ア」は「カプセル化」に関する説明です。「ウ」は「オーバーロード」(多重定義)と呼ばれる別の仕組みの説明であり,同一クラス内で引数の型や個数が異なる同名メソッドを複数定義するものです。「エ」はクラス間の共通点をまとめて抽象化する「汎化」に関する説明です。「オーバーライド」と「オーバーロード」は名前が似ているため混同しやすく,試験でも狙われやすいポイントです。
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