基本情報技術者試験 - 令和7年6月修了 - 問3

AIにおけるディープラーニングに最も関連が深いものはどれか。
アある特定の分野に特化した知識を基にルールベースの推論を行うことによって,専門家と同じレベルの問題解決を行う。
イ試行錯誤しながら条件を満たす解に到達する方法であり,場合分けを行い深さ優先で探索し,解が見つからなければ一つ前の場合分けの状態に後戻りする。
ウ神経回路網を模倣した方法であり,多層に配置された素子とそれらを結ぶ信号線で構成されたモデルにおいて,信号線に付随するパラメタを調整することによって入力に対して適切な解が出力される。
エ生物の進化を模倣した方法であり,与えられた問題の解の候補を記号列で表現して,それらを遺伝子に見立てて突然変異,交配,とう汰を繰り返して逐次的により良い解に近づける。
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 基礎理論 › 基礎理論 › 情報に関する理論
同一問題 : 〔令6修7問3〕〔令4修12問5〕〔令4修6問6〕〔令3修1問4〕
解説 :
「ディープラーニング」(deep learning)は,人間の脳の神経回路網(ニューラルネットワーク)の仕組みを模倣した機械学習の手法です。多数の層に配置された素子(ニューロンに相当)と,それらをつなぐ信号線(結合)から構成されるモデルにおいて,信号線に付随する重みなどのパラメタを学習によって調整することで,入力データに対して適切な出力を得られるようにします。正解は「ウ」です。

「ア」はルールベースの専門家システム(エキスパートシステム)についての説明であり,ディープラーニングとは異なる古典的なAI手法です。「イ」はバックトラック法など探索アルゴリズムの説明です。「エ」は遺伝的アルゴリズムの説明であり,生物の進化を模した最適化手法であってディープラーニングとは別の概念です。
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