基本情報技術者試験 - 令和7年6月修了 - 問28

PCとサーバとの間でIPsecによる暗号化通信を行う。通信データの暗号化アルゴリズムとしてAESを使うとき,用いるべき鍵はどれか。
アPCだけが所有する秘密鍵
イPCとサーバで共有された共通鍵
ウPCの公開鍵
エサーバの公開鍵
答え : イ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › セキュリティ › セキュリティ実装技術
同一問題 : 〔平29修7問39〕
解説 :
「AES」(Advanced Encryption Standard)は共通鍵暗号方式の代表的なアルゴリズムであり,暗号化と復号に同じ鍵を使用します。PCとサーバの間でIPsecによる暗号化通信を行う際,通信データの暗号化にAESを用いる場合には,あらかじめ鍵交換の手順によって共有された共通鍵を用います。正解は「イ」です。

「ア」のPCだけが所有する秘密鍵は,公開鍵暗号方式においてPC自身の署名や復号に用いる鍵であり,共通鍵暗号方式であるAESの鍵としては用いられません。「ウ」のPCの公開鍵や「エ」のサーバの公開鍵も同様に公開鍵暗号方式で使われる鍵であり,通信データそのものをAESで暗号化する際の鍵としては適切ではありません。IPsecでは,鍵交換の段階で公開鍵暗号技術を利用しつつ,実際のデータ暗号化には共通鍵暗号方式を用いるという構成を押さえておきましょう。
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