基本情報技術者試験 - 令和6年12月修了 - 問58

図は,製品の製造上のある要因の値xと品質特性の値yとの関係をプロットしたものである。この図から読み取れることはどれか。

アxからyを推定するためには,2次回帰係数の計算が必要である。
イxからyを推定するための回帰式は,yからxを推定する回帰式と同じである。
ウxとyの相関係数は正である。
エxとyの相関係数は負である。
答え : エ
分野 : ストラテジ系 › 企業と法務 › 企業活動 › 業務分析・データ利活用
解説 :
散布図は,横軸に要因の値x,縦軸に品質特性の値yをとり,多数のデータ(標本点)を点としてプロットしたものです。この図を見ると,xの値が大きくなるにつれて,yの値は全体として小さくなっていく傾向が見て取れます。

つまり,xとyの間には,片方が増えるともう片方が減るという「負の相関」の関係があることが読み取れます。相関係数は,この関係の強さと方向を数値で表したもので,右肩下がりの傾向がある場合は相関係数がマイナスの値になります。従って,xとyの相関係数は負であると言え,正解は「エ」です。

「ア」は,この図だけからは,xとyの関係が直線的な関係(1次関数的な関係)に近いのか,それとも曲線的な関係(2次関数的な関係)なのかを断定することはできず,2次回帰係数の計算が必ず必要であるとは言い切れません。

「イ」は,xからyを推定するための回帰式(回帰直線)と,yからxを推定するための回帰式は,一般的には計算方法や係数が異なり,同じ式になるとは限りません。

「ウ」は,この図では右肩下がりの傾向があるため相関係数は正ではなく負になります。正の相関係数の場合は右肩上がりの線になるため誤りです。
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