基本情報技術者試験 - 令和6年12月修了 - 問49

企業経営で用いられるベンチマーキングを説明したものはどれか。
ア企業全体の経営資源の配分を有効かつ総合的に計画して管理し,経営の効率向上を図ることである。
イ競合相手又は先進企業と,自社の製品,サービス,オペレーションなどを定性的・定量的に比較して,自社の戦略策定に生かすことである。
ウ顧客視点から業務のプロセスを再設計し,情報技術を十分に活用して,企業の体質や構造を抜本的に変革することである。
エ利益をもたらすことができる,他社よりも優越した自社独自のスキルや技術に経営資源を集中することである。
答え : イ
分野 : ストラテジ系 › 経営戦略 › 経営戦略マネジメント › 経営戦略手法
解説 :
「ベンチマーキング」とは,企業経営の分野で使われる手法の1つで,自社の競合相手や,その分野で特に優れた実績を持つ先進的な企業と,自社の製品,サービス,業務のやり方(オペレーション)などを,数字で表せる面(定量的)と数字だけでは表せない面(定性的)の両方から比較・分析し,その結果を自社の今後の戦略を練るための材料として活用することです。正解は「イ」です。

「ア」は,企業全体の経営資源を一元的かつ総合的に管理して経営の効率を高める「ERP」の考え方の説明です。

「ウ」は,顧客の視点から業務プロセスを根本から見直し,情報技術を積極的に活用して企業の仕組みを大きく変革する「BPR」の説明です。

「エ」は,自社が他社よりも優れている独自の強みとなる技術や能力に,経営資源を重点的に投入するという「コアコンピタンス経営」の考え方に近い説明であり,いずれもベンチマーキングそのものの定義とは異なります。
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