基本情報技術者試験 - 令和6年12月修了 - 問45
システム監査人の独立性が保たれている状況として,最も適切なものはどれか。
| ア | 営業部門の要員を監査チームのメンバに任命し,営業部門における個人情報保護対策についての監査を行わせる。 |
|---|---|
| イ | システム部門の要員を監査部門に異動させ,システム部門に所属していたときに開発に参加したシステムの保守についての監査を担当させる。 |
| ウ | 社内の業務システム運用を委託しているITベンダの監査部門に依頼し,社内の業務システム運用についての外部監査を担当させる。 |
| エ | 利害関係のない外部のシステム監査人を採用して内部監査人に位置付け,社内の業務システム開発についての監査を行わせる。 |
答え : エ
分野 : マネジメント系 › サービスマネジメント › システム監査 › システム監査
解説 :
システム監査の独立性とは,監査を行う人(システム監査人)が,監査の対象となる業務やシステムを実際に開発したり運用したりしている組織や担当者と,利害関係を持たない立場であることを指します。独立した立場であることによって,監査人は先入観や利害の影響を受けずに,公正で客観的な評価を行うことができます。
「エ」の「利害関係のない外部のシステム監査人を採用して内部監査人に位置付け,社内の業務システム開発についての監査を行わせる」という状況は,その監査人がもともと社外の人間であり,監査対象となるシステム開発に一切関与していなかったため,利害関係がなく,独立性が保たれていると言えます。従って,正解は「エ」です。
「ア」は,営業部門の要員が,自分の所属する営業部門自身についての監査(個人情報保護対策の監査)を行っており,身内による監査となるため独立性が保たれているとは言えません。
「イ」は,システム部門に所属していたときに自ら開発に参加したシステムについて,後で監査部門に異動してから監査を担当しており,過去の自分の仕事を自分で評価することになるため,独立性が損なわれています。
「ウ」は,システム運用を委託しているITベンダ自身の監査部門に依頼するというのは,業務を受託している側(利害関係者)に監査させることになり,こちらも独立性が保たれているとは言えません。
分野 : マネジメント系 › サービスマネジメント › システム監査 › システム監査
解説 :
システム監査の独立性とは,監査を行う人(システム監査人)が,監査の対象となる業務やシステムを実際に開発したり運用したりしている組織や担当者と,利害関係を持たない立場であることを指します。独立した立場であることによって,監査人は先入観や利害の影響を受けずに,公正で客観的な評価を行うことができます。
「エ」の「利害関係のない外部のシステム監査人を採用して内部監査人に位置付け,社内の業務システム開発についての監査を行わせる」という状況は,その監査人がもともと社外の人間であり,監査対象となるシステム開発に一切関与していなかったため,利害関係がなく,独立性が保たれていると言えます。従って,正解は「エ」です。
「ア」は,営業部門の要員が,自分の所属する営業部門自身についての監査(個人情報保護対策の監査)を行っており,身内による監査となるため独立性が保たれているとは言えません。
「イ」は,システム部門に所属していたときに自ら開発に参加したシステムについて,後で監査部門に異動してから監査を担当しており,過去の自分の仕事を自分で評価することになるため,独立性が損なわれています。
「ウ」は,システム運用を委託しているITベンダ自身の監査部門に依頼するというのは,業務を受託している側(利害関係者)に監査させることになり,こちらも独立性が保たれているとは言えません。