基本情報技術者試験 - 令和6年12月修了 - 問17

Webページの設計の例のうち,アクセシビリティを高める観点から最も適切なものはどれか。
ア音声を利用者に確実に聞かせるために,Webページを表示すると同時に音声を自動的に再生する。
イ体裁の良いレイアウトにするために,表組みを用いる。
ウ入力が必須な項目は,色で強調するだけでなく,項目名の隣に “(必須)” などと明記する。
エハイパリンク先の内容が推測できるように,ハイパリンク画像のalt属性にリンク先のURLを付記する。
答え : ウ
分野 : テクノロジ系 › 技術要素 › ユーザーインタフェース › UX/UIデザイン
同一問題 : 〔令5修12問17〕〔令3修12問23〕
解説 :
「アクセシビリティ」とは,高齢者や障がいを持つ人を含めた,より多くの人がWebサイトなどの情報に問題なくアクセスし,利用できるようにするための考え方です。

「ウ」の「入力が必須な項目は,色で強調するだけでなく,項目名の隣に“(必須)”などと明記する」という工夫は,色を判別しにくい人(色覚に特性のある人など)でも,文字情報によって必須項目であることを確実に理解できるようにするものであり,アクセシビリティを高める適切な設計です。これが正解です。

「ア」は,Webページを開くと同時に音声を自動的に再生してしまうと,スクリーンリーダー(画面の内容を音声で読み上げる支援技術)を使っている利用者にとって,本来聞きたい読み上げ音声と重なってしまい,かえって利用の妨げになります。

「イ」は,見た目のレイアウトを整えるためだけに表組み(テーブルタグ)を使うと,スクリーンリーダーが本来の表形式のデータと誤認してしまい,情報が正しく伝わらないおそれがあります。

「エ」は,リンク画像のalt属性(画像の代わりに表示・読み上げられるテキスト)にURLをそのまま付記しても,リンク先がどのような内容なのかを利用者が理解する助けにはならず,リンク先の内容を分かりやすい言葉で説明する必要があります。
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